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20年生きた猫。

ある同僚の飼い猫の話。

これを聞いたのは、個人的には数年来の病気の後遺症を抱え不安定なところもある中で迎えたこの4月の転勤の影響でまた調子を崩し、しばらく休ませてもらってからの復帰後も息苦しさなどの不調が残っていてどんよりしていた時のこと。

いつもなら(立場的にも)最初から関わっている会話以外は聞き流している同僚2人の会話が耳に入ってきた。
「うちの猫が~」などと話していたから。
猫話となると耳がそばだってしまう。
つい聞くともなしに聞いていると今は亡くなったらしい飼い猫のことで20年生きたと話していて、ついつい横入りして「20年ってすごい(きっと大事にしたんだね)。なかなかないことだし一昔前なら猫又とか言われるほどのレベルだよね」と言ってしまった(猫好きとして感嘆したからだったがもう少しいい表現がなかったのかと反省している)。
でも20年とは本当にすごい。
横入りしたのに自然な感じで応えてくれた答えがまさにで「猫又になってもいいからどうか長く生きて」と願っていたそう。
そう話す表情などから想いが伝わってきたし、きっとその猫は幸せに暮らしたのだろうと感じた。

会話は移って最近見いだされた猫の宿命的な腎臓病に画期的な効果が見込まれる新薬の話題などになったのだが、聞けばまた新たに保護猫を迎えようかと思っているそうで、この人と家に迎えられて暮らす猫はきっと幸せだと思った。

こちとらは家族の許しが得られずで飼えないままだし、家人は長毛種が好きらしい。
こちらは短毛種、かつ今は茶トラや鯖トラなどが好きだし、できれば保護猫を迎えたいと思っている。
時々わざと家族がいる時にTVの動物番組やYouTubeで猫動画を流してささやかな洗脳工作を図っている(^^;)

(写真はウオーキング中に出会った猫たち)

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