見出し画像

香水のはなし。

この記事では、好きな香水を含めた、香りの記憶についてつらつらと書きます。

香水に限らず、香り物が大好きだと気づいたのは最近だった。いざ思い返してみれば思い当たる節はあるけれど、本格的に気づいたのは、同じサークルの先輩がスパイシーで少しオリエンタルな香水から、もう少しすっきりとした、でも少し甘い同系統の香水に変えて、私だけがその変化に気づいたとき。
香水への興味がふつふつと湧き上がった私は、香水を日常使いする友人に同伴を頼み込んで、自分に似合う一本を探しに出かけた。

連れてこられたのはニッチフレグランスのセレクトショップ、Nose shop。所狭しと並べられた香水の瓶。デザインがブランドごとに全く異なっていて、香水初心者の私は目を奪われた。
あーじゃこーじゃと店員さんと話して、勧められるがままに香りを嗅ぎ、悩みに悩んで決めたのがラボラトリオ オルファティーボのNeed Uという香水。

トップがレモンとピンクペッパー、ボディが白い花々、ジャスミン、波の飛沫、ベースがアンブロキサン、サンダルウッド、ホワイトムスク。
つけたては、底抜けに爽やかだけど、時間が経つと少しずつ甘くなっていく、暑い季節にも爽やかにつけられるような、ユニセックスな香水。
いわゆるブランド物の香水と違って被りにくいことも選んだ決め手の一つだった。

この一本を手にしたことを境に、私の香りものへの興味は募るばかり。一つ一つとの出会いを書き始めたらキリがないので、このnoteは好きな香りものを淡々と書き記して締めようと思う。


uka ヘアオイル On the Beach
今は名前が変わってしまっているみたいだけど、このヘアオイルの香りとパッケージの見た目が大好き。甘いバニラにミントが加わった、他にはない独特の香り。黄色と透明の二層になっているところもテンションが上がる。


Diptyque Doson
いつかは手を出してみたいブランドだなと思っていたら、友人が誕生日にくれました。フローラルの香りは苦手だと思い込んでいた私に、新しい世界を開いてくれた。海が見えるリゾートホテルのラグジュアリーな香り。甘くて女性ぽいけど、夏にも使えるような軽さも兼ね備えている。

Diptyque Philosykos
香水大国フランスに旅行に行ったとき、買うつもりなんて1ミリもなかったのに、デパートで嗅いだ香りがどうしても忘れられなくて、最終的に空港の免税品店で買ってしまった香り。
日によって香りがすごく変わる。植物の青々しさが強い日もあれば、甘いイチジクの香りが強い日もある。トップからラストへの変化も美しく、ラストのパウダリーな甘さがたまらなく好き。


AUX PARADIS savon
最初に香水に興味を持ち始めたきっかけの一つ。オーソドックスなラベンダーの香り。シーンを選ばない使いやすい香りで、パッケージも可愛い。でも最近はFleurの方が好き。


イソップ アロマティックハンドクリーム
シトラス、ウッディ、ハーバル。香りが大好きなのはもちろん、皮膚がふわふわになる。冬場はたくさんお世話になりました。



メンズだとアルマーニのstronger with youとか、マルジェラのautumn vibesが好き。おしゃれな香りのする男性、とても素敵です。

Chanelのチャンスシリーズも、ジョーマローンもきになる。
香水の沼は深すぎて困る…今夜も好きな香りに思いを馳せながら、眠りにつこうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?