あんた何かライブ参戦記61 〜ハッピー九州〜

あんた何か
61本目のライブは
九州へ遠征しての「6日連続」ライブの初日
福岡QueblickでのALLiCAのリリースツアー
【カケラの在処】でした

過去の出来事を回収するかのようなストーリー性があった六日間

こんな未来があるなんて!
こんな楽しい未来が待っていたなんて!

【今がいちばん楽しい(幸せ)】

言い換えれば
「あの時」があり
認め、許し、分かり合えたからこそ
【今】の幸せをより感じ、より愛おしく思えている二人、もんてろと魁が(敢えて二人とさせていただきました)いるのだと思います。

この六日間
"ずっと笑っていた"ともんてろは言います。

そんな心の深いところから湧き上がる
「笑顔」をもたらした
大きな要因

チームあんた何かに
もんてろがいて
チームALLiCAに
魁ちゃんがいて
チームハシグチカナデリヤに
ハッサン、亮くんがいて
そして
チームゴライコーに
濱田さんがいる。

そして
それぞれに
形を変えた未来で得た最高の仲間たちがいる

それらチームが一つになって
(まさしくファミリーですね)
描いた九州でのストーリー

それに最高な形で応えてくれた
九州のフロア

その景色が
みんなの想いが
各地での再会、出会い
かけてくれる言葉の一つひとつが
もんてろの心の中で
あと少し・・・埋めることの出来ないでいた
「溝」をきれいに埋めていったのです!

それが故の満開の笑顔

ハッピーエンド

まだまだ物語は続きますから
そう表現していいものか思案しましたが
この九州での出来事、物語りは
まさしく
もんてろがこれまで歩んできた道のり
やってきたことを全肯定し
「みんなで幸せ」を共有できた!

すべてが報われた
まさしくハッピーエンド

大好きなドラマの
最高の結末を見ているかのような気持ちになったのです。
そしてそれが
作られたドラマでなく
二人のリアルな生きざまであること。
不器用だった二人が
認め合い
許し合い
その上で「今が幸せ」と言い合える
未来に立っている。

そんな姿を見せてくれるからこそ
余計にそう思えるのです

私ともんてろが仲良くなったこと
これマジで"ゴール"だと思う!
こんな未来、想像できなかったもん!

みんなは想像できた?

と魁ちゃん

二人の軌跡の
これ以上ない奇跡の着地点

大団円たる九州六日間

ですから
今回のライブレポートは
いつものように
「あんた何か」だけをフォーカスする
心の専用レンズではなく
この六日間のストーリーで
共鳴し合った
ALLiCAや
ハシグチカナデリヤ
そのライブ
発した想いをできる限り盛り込みながら
キセキの記録を残していきたいと思っています。

【DAY 0】

チームあんた何かの
今回の遠征は
チームハシグチカナデリヤと呉越同舟です!

というのも
このツアーのギターサポートを全編
ハッサンが務めてくれるから

ハイエースに機材と意気込み
そして
これから待つ
九州への期待と
少しの不安を積み込んで(もんてろに至っては「少し」ではなかったかもしれませんね)
先ずは
ハッサンと亮くんの待つ
福山の実家へ

昼の移動、
工事渋滞に事故渋滞など
大幅に時間を要して14時間の行程だったとのことです。
そのほとんどを一人で運転したMARさんは
ハッサン宅に到着するや・・・気絶。

もんてろとZakuさんは
パパデリヤとお酒を飲み交わした模様
(Zakuさんはアルコールアレルギーのためお酒は飲めません)

ワタシもいつか会ってみたいパパデリヤ

「サポートというよりもはやメンバー」


もんてろとZakuさんが揃って
ハッサンをそう評します。
そう感じさせる雰囲気と
「あんた」をよもんてろとZakuさんが揃って
ハッサンをそう評します。
そう感じさせる雰囲気と
「あんた」をより良き方向へ導びかんとするアドバイス
「自分ではなかなか気付けない」
そんなヒントがもらえるのだとZakuさんは言います
そんなハッサンの真摯な姿勢に早くも絶大なる信頼を寄せる
あんた何かチームなのでした!

【DAY1】

2024/3/27(水)晴 福岡Queblick

(演奏順)
THE コンシーラー
THE PEACE
タテヤマサチオwith GENTLESONGS
あんた何か
ハシグチカナデリヤ
ALLiCA 

ーこの日のセトリー

あんたなんか
初でも
パーティーナイト
30
THIS IS MY LIFE
キャスト
カウントダウン



もんてろにとって
2019年4月4日以来 (※)
1819日ぶり(4年と358日)の
福岡Queblicでのライブです
(福岡自体もその日以来)

当然のことながら
「あんた何か」
九州、初上陸になります!

※ Su凸koの「絶叫」に向けた熱いMCが胸に響いた日ですね

開演15分前
現地で合流したティル兄とQueblickへ

※ ティル兄が長野から【19時間】かけて
車で来てくれたお陰で
移動への労力や
ご飯、観光へのフットワークが軽くなり
この遠征が
1000倍楽しいものになりました

先客は三人
福島のパンちゃん夫妻と
顔は良く見かけるんだけど・・・はて?
どこでよく合うん人だっけなぁ
という方が一人
(初めて声をかけました→名古屋の人でした!)

地元勢の姿はまだありません
そりゃあそうです
何せ、決算月の月末ど平日です
来るにしたって
みんな仕事終わりに駆けつけるというもの。
とは言え
本当に駆けつけてくれるんだろうか?
どれくらい集まるんだろうか?
そんな不安を抱えながら
開場の時を待ちます。

開場直前になって
福岡勢の
ピロちゃん、クッパくんが合流します
前日に予約をしたというクッパくんが
自身の整番が30何番(正確には忘れた)だったことを教えてくれます。
ど平日のこの時期としては「十分十分」と
安堵しつつ
ハコへの階段を降りていきます

変わらない景色
懐かしい匂いに
ここで魂を燃焼させた「あの日々」が
心のスクリーンに再生されます

トッパーは地元バンドの
今回で4回目のライブだったという
「The コンシーラー」
与えられた30分をもたす曲数不足なのでしょう10分巻きでステージを後にしてしまいます

「同じ曲でいいからやれば良かったのに」と
お節介おじさんを発動しアドバイス

二番手も地元のパンクバンド「THE PEACE」
めっちゃ突っ張ってました
けど、拒絶反応に繋がらないのは
曲も歌詞もいいから

「みんな誰見に来たの?ALLiCA?そんなにいいのかねぇ!」と
毒づくんだけど憎めないのよね。

虚勢の裏側に実は・・・な部分が見えるから

実際、
裏ではめっちゃ低姿勢でええ人だったらしい

そしてこの日が実は
「解散ライブ」だったんですって!
解散の「か」も出さずにサラッとやってしまうとこがまた・・・ね。
徹底してるじゃない!
形を変えた未来でまた会えるのを
楽しみにしているよ!

この頃になると
スタート時は10人にも満たない
まばらだったフロアが
ほぼほぼいい格好まで埋まっています

知った顔が
一人、また一人
久しぶりの再会に歓喜しながら
挨拶を交わします

てかさ、これなんですよね!
遠征で何処へ行っても
その先々でこうしてハイタッチしながら
再会を分かち合う仲間がいる!
この景色こそ
もんてろと魁ちゃんが作ってきた財産であり
二人を突き動かす原動力

まさに
もんてろがよく口にする
「人ありき」

さぁ、いよいよです!

もんてろの
あんた何かの
九州凱旋ライブの時が迫ります‼︎

この時のフロアの空気感を
どう表現すれば
うまく伝わるだろう?

重たい・・・というほどではありませんが
いつものような
「ちかっぱ楽しむバイ」といった
あーこれから
どんだけぐしゃぐしゃになるんだろうって
そんな不安すら覚えさす
九州もんの姿はそこにありません!

どこか
不安だったり戸惑いだったり
そんな
緊張感に支配されている様子

しかし、
それも仕方ありません。
ほとんどの人が「あの日」以来
ステージのもんてろを目に映すのが
初めてなのですから

SEが流れます

クラップの音に含まれる緊張感

ハッサンが姿を見せます
次いでZakuさん

Zakuさんの合図に呼応し
クラップとオイ!のヴォリュームが上がりますが
まだまだそれぞれの魂は
自身のフィールドに内包されたまま

そして
もんてろが姿を見せます
すると
この再会までに要した時間
その心情が表れたのでしょうか
一瞬だけ
凪のように動きが止まったフロア

初めまして私たちが
あんた何かでーーーーす!
初めての福岡
楽しんでいこうぜぇーーっ!!

Queblickに轟くもんてろの声

この声が
幾度も魂に火をつけてくれた
この叫びが
感情云々より先に
条件反射で
拳を声を
出力全開にさせるのです

そして
あの時と何ら変わらない
むしろ
強さを増した

【いくぞ!】を浴びた
その刹那のこと
鎮めていた感情が爆発するのです

明らかに感情の温度が上がった
福岡のフロア
その熱を(想いを)受けたもんてろの顔が
上気します

「おかえり」の拳一つひとつに
「ただいま!」「ありがとう」の視線を重ね
あの日々を抱きしめながら
全身全霊で
「あんたなんか」を唄うもんてろ

この日
魁ちゃんは言いました

続けることよりきっと
立ち止まること
走り始めることの方が
めちゃくちゃ勇気がいると思う

もんてろは「それ」をやった
きっと今日、初めて九州に来る時に
めちゃくちゃ不安だったと思うよ
ホントに会いにきてくれるのか
笑ってくれるのか
楽しんでくれるのか
だけど今日、九州のみんなが作ってくれた景色は「あの頃」と変わらない
みんなのその姿にもんてろは救われたと思うよ

「過去を超えたい」
さっきもんてろがそう言ってたけど
もう超えたと思ってる
みんなが超えさせてくれたと思ってる

・・・と。

もんてろの目に映った
この景色に

「戻ってきて良かった!」

復帰当初よく口にしていた言葉を
改めて
福岡のみんなに伝えたもんてろ

あの頃に思うところがある人も
いるかとは思うけれど
【今を楽しむしかない】
未来しか『私たち』は見ていないからね!
いいかい福岡
ライブ魂もあの頃より「今」の方が燃えているからついて来て欲しい

この『私たち』に
「あんた何か」だけでなく
魁ちゃんがALLiCAが含んでいることは
言うまでもありません

さすれば
「あの時」と何ら変わらない
いやむしろ
誰も歩んだことのない道を選び
強く
そしてやさしくなった
ハイブリッドなもんてろが
最高、最強な「今」へと導くのです!

「初でも」では早速
スクワットの洗礼を九州勢にお見舞い!

さらに
「飛びますよ!」の合図からの
連続ジャンプで
感情だけでなく
身体の目を醒させるのです!

すると、
フロアのライブ離れ、
燃焼不足による体力低下は否めず・・・
と言うよりも
加齢による体力低下の方が深刻で
二曲目にして
ゼェゼェハァハァ
水中でもないのに
空気の中で溺れるかの如き
九州フロアが出来上がるのです

(※そんなフロアに魁ちゃんは「みんな歳取ったね・・・としみじみ)

「動き」と「声」

両方いっぺんではマジでぶっ倒れます!

しかしもんてろは
容赦ありません!
むしろそんな思惑はお見通しとばかりに
もっともっと
「来いよ!福岡ぁあー!」と煽るのです

パーティーナイトのコールアンドレスポンス

「さぁー福岡の久しぶりの声、聞かせてください‼︎」

その第一発目を聞くや

「川崎の人間に(ワタシ)負けてんじゃねぇよ、福岡ぁあーーーーーっ!」

これで「九州もん」の
スイッチが入ります!

二発目

九州の気概ここにあり!
全力の「エーオ!」に

「やれば出来んじゃねぇかよ!
だから福岡がだいすきなんだよぉー!」

「私をもっと福岡色に染めてくれぇー」

もんてろが叫べば
完全に取り戻した「九州もん」の心意気

正真正銘な灼熱、本気な
パーティーナイトが始まるのです!

火がついてしまえば
そこはもう九州のフロア
初めましての曲だろうが
ミックス入れたり
モッシュ、サークル
思うがままに遊び始めます

楽しさが勝って
ハッサンがギターを弾いている事実を
ついつい見失いがちに

というか
ハッサンのすごいとこが
完全に「あんた」色に寄せて
ハッサンカラーを全く表に出さないところ

みんないい汗かいてるね
熱いままでいてくれてありがとう!
一度離れ、そして再開し
またこうやってこんなに熱いライブが出来る
まさに人ありきだなと思ってます!

戻ってきて良かった
九州に来て良かった
素直になれて良かった

不安の色の消えた
本当にしあわせそうな表情で
心からの感謝を伝えた
もんてろ

今が、
まさにこの瞬間が本当に幸せです!
関わってくれたみなさん本当に本当に
ありがとうございます!
まだまだ
この関係を終わらせたくない
終わらせるつもりもない!
未来に繋げるため

そう言って唄った
「カウントダウン」に
涙する友の姿

これまで
頑なに拒んできた「友」
そんな「友」の表現から
険しさが薄くなった気がした
福岡ツアーの初日

それこそが
もんてろの想いが届いた・・・証し。

人を許すことってめちゃめちゃ大事
だからこその未来がここにある

魁ちゃんの言葉でさらに
心の塊が溶けはじめると
フロアのみんなに
しあわせの足音が聞こえたのでした。

ハッピー九州

ハッサンのライブは
関東では考えられないくらい
動き
遊びまわり
大汗にまみれます

ケチャあり
折りたたみあり
リフトあり

これぞ「九州もん」スタイル

私だけじゃないですかね!
魁ちゃんともんてろちゃんどっちもの横でギターを
弾いた事がある男は!

すると

「やらしぃ〜」
「エロい〜」と声があがります

近づいてみるとね
分かるんですよ
彼女たちの中にね、闇の部分があることを!

・・・の前振りがくれば
やるのはもうあの曲しかありません!

そんな「地雷ラライ」は
例のアノ場面では
もんてろ、Zakuさんが登場

ハッサンよりハッサンパパの方が好きぃーー!

と、もんてろ(爆笑)

ALLiCAのライブはもう
楽曲、パフォーマンス
心にグサリとぶっ刺さるMC
すべてにおいて
「レベチ」

アンコールの
【同じ空を見ているか】を涙まみれで
シンガロンすれば

初日だというのにもはやフィナーレのような
空気感に!

そしてそれは
疲労度といった点でも
初日にして完全に燃焼しきって

これ・・・六日間も体力もつのかしら

そんな状態に。

汗だくの仲間たちと
そう言い合いながら
それが嬉しくて、楽しくて
みんながみな
しあわせそうな笑みを交換した
九州ツアー初日
博多Queblickでの奇跡

※「あんた」の物販に出来た長蛇の列
嬉しかったなぁ
始動ライブ、何フェスを除けばおそらく一番の盛況でした!
そうそうチェキ券が九州上陸記念という事で

【1500→1000】に!


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