あんた何かライブ参戦記31 〜あんたらしく自分らしく〜

「あんた何か」31本目のライブは
(もんてろのソロは別カウントにしております)
大阪、堺東Goithでのスリーマンイベントでした。

大阪と言ったら
「くいだおれ」ですが
ワタシが食べたのは
時間潰し的意味合いで入った
堺東駅前のマクドナルドのビックマックセットのみ。

(あんた何か公式Xより)

(あんた何かチームは「北極星」のオムライスを食べたとのこと←ワタシもSUNHALL行った時食べたなぁ)

551の豚まん、インデアンカレー、たこ焼き、お好み焼き・・・

そんな胃袋の誘惑に目もくれなかったのは
あんた何かのライブがいちばん美味しいのを知っているから!

実際、
お腹も心もしあわせで満腹に!

そんな
8月29日のメニューは

あんたらしく
あんたなんか
あの花
初でも
THIS IS MY LIfFE
30
ぬりえ
キャスト
an
粒(ワンコーラス)
あんたらしく

ちなみに
前回のメニュー(4月23日)は


あんたなんか
あんたらしく
あの花
カウントダウン
君へ
パーティーナイト
初でも
THIS IS MY LIFE
キャスト



「毎日、同じアーティストのライブばかり行ってて飽きない?
セトリだってほとんど変わんないんでしょ?」

なーんてことを
あまりライブハウスに通わない界隈の人に
言われる・・・

そんな話を聞いた事があります。

いやいやいや
飽きるわけがありません!
同じように見えるかもしれませんが
一つとして同じなんてありません。

場所、人、ワンマン、対バン、シチュエーション、背景、繋げる未来・・・
さまざまな要因がスパイスとなって
味変をもたらします。

ぶっちゃけ
ごく稀に
今日はちょっと好みの味じゃなかったな・・・
(クセが強すぎる味(フロア)の時とかね)
って事もあるにはあるけど
それが「生」=ライブってもん。

だから
毎日食べたって飽きるなんて事は無いんです!
けど一点だけ
気をつけなければいけない事があります。
それは
「好きなもの」ばかり(だけ)にならないこと!
そうなると
栄養(嗜好)が偏ってしまいますからね。

言うても・・・ボク自身
めっちゃ偏食傾向が強いことは自覚しています!
気をつけなきゃそれこそ
あんた何か一色(食)です。

ですから、
この点を自分に言い聞かせて
対バンのライブは積極的に見るようにしています。

この三日間だけでも

エイテル、逢瀬アキラ、小原涼、CHAMPAN CALL、逆に、ゆうちゃんバンド、Apueur、
ハイファイコーヒーズを堪能。
明言こそしませんが中には「大好物」なバンドも。

世の中にはまだまだ知らない
美味しいものがあるんだという気づき。

そして
他の味ることによって
さらに「あんた何か」の味を
より美味しく感じられる相乗効果!

この三日間で
それぞれ違ったテイストを覚えさせてくれた
あんた何か

27日は
生(せい)の息吹きを感じさせる
灼熱ライブで
エイテル、マイコ姫の生誕を祝い

28日は
もんてろの地元愛知で
「しあわせ色」に包みこむ
あたたかいライブをしてくれました。

テイストは違えど共通して根底にあるのは
未来へ繋ぐということ。

この三日間を振り返ると
いや・・・三日間だけじゃ無く
八月十四日から数えてこの夏の6本のライブ。

一つ一つが点じゃなく
一本の線で繋がっている
そんな印象を強く受けました。

その思いを強くさせるのが
【ぬりえ】という楽曲の存在ですし
この期間はもはや
【ぬりえツアー】と題してもいいんじゃないかってくらい
みんなの心の中にもんてろの想いが深く浸透していくのを感じていました。

もんてろ自身が説明してくれたこの曲の背景を
簡単にまとめると

魁(ALLiCAのVoにして言わずと知れたもんてろの元相方)の作った楽曲
「形を変えた未来」を聞き
『あんな曲を作ってみたい!』
そう思って作り上げた
「形を変えた未来」へのアンサーソング

それぞれがバンドを持った
形を変えた未来にあって
それでいて「元相方」ではなく
「一生の相方」と言い合う二人。

二人の絆を感じながら聞く

【ぬりえ】

「君となら 君だから」

その心情に感動し、賛同するフロア。

「よし、オレもあんた何かの
大切な1ページ1ページを塗り重ねる
一色になるぞ!」

この曲が初めて披露されたのは
5月25日の「あんた何か定期vol.5」でのこと。

それから
ライブで唄い継ぐ度に
一人、また一人と同じような思いの人が増え
今では魁との絆だけでなく
聞いた人たちの想いが塗り重なって
みんなとの絆に進化しています。

そしてこの日の大阪で

これから何度だって大阪に来たい!
今を全力でライブして未来へ繋いでいきたい

冒頭に想いを語り
みんなに届けた【ぬりえ】

初披露だったにも関わらず
これまでにも増して
もんてろの想いが深く深く届きます!
それもそのはずです。
みんなの想いを重ねて
大切にやさしく
あたたかく唄うもんてろの姿が
そこにあるのですから!
(終演後の物販でCDが飛ぶように売れていく景色はその想いに応える一つのカタチ)

そしてこの【ぬりえ】という曲は
他の楽曲の良さをさらに引き出すという効果ももたらしていて
ぬりえで得た感情が「あんたらしく」をより心に響かせ
その「あんたらしく」が「キャスト」のメッセージをより強いものにし、
あんた何かの世界をどんどん膨らませているのです!


その日によって聞こえ方、受け取り方が違ってくるのがライブ。テーマや想いなどをセトリからくみとるのもライブの大切な楽しみ方の一つ)

そして
この日の「あんたらしく」はボク個人が
「自分らしく」に立ち返るきっかけを作ってくれました。
いや、完全に目を醒まさせてくれたと言えます。

実はボクはある日を境に
盛り上げよう
フロアを作ろうと
頑張り過ぎて空回りしていた自分を反省し
無理をしない!
というスタンスに切り替えていました。
無論、
「無理しない」だけで
空気を読みながら状況によっては
動き、走り、跳び・・・と
立ち回るつもりでいたんです。

ところが
身体ではなく心にかけたブレーキというのは厄介でした。
気がつくと「ここ」という場面でも
動けない身体になってしまっていたのです。
(あれで・・・と思う人もいるでしょうが笑)

それでも出来ることは全力で
声、拳を含め100%の汗は流していたつもりです。
けど150%・・・いや200%を出し切ることこそ
絶叫する60度時代から
ボクがボクをたらしめていた

「自分らしさ」

それが出来ないもどかしさ
全力のもんてろ
全力のあんた何かに対して
こんな自分で良い訳が・・・ない。

この日のライブは
思いの外、静かな立ち上がりでした。
大阪の特質上、
ほっといても自然に盛り上がる!

そう思っていたんです・・・よ。

ところが、そうでは無かったんです。
熱い拳は上がってるんだけど、
ちょっと様子見的な空気。
そりゃそうですよね。
ほとんどの人が初めてに近いフロアなのですから。

「大阪、こいよぉ!」

もんてろの煽りが熱を帯びます。

この日のようなフロアで
いちばん「あんた何か」を見てきたボクが
積極的に動かなくてどうする!

"ずっと考えていたのここに居る意味と理由"

「あんたらしく」の歌詞が
ポンと背中を押してくれました。

フロアをかき回すべく動き回る心を決めました。

きっかけだけ作れば
後は・・・ここは大阪です。
それを待ってましたとばかりに
フロアに熱の渦が出来上がりました。

初めは知った顔に向かって
身体を寄せたりしていたのですが
気がつけば
顔も知らない
ワイシャツにネクタイ姿の
いかにも仕事帰りの人と肩を組み
もんてろに向かって
声と笑顔を飛ばしていました。

アンコールでもう一度

「あんたらしく」をやってくれましたね。

それでいいんだよ!

あんたらしく
自分らしく

そう言われている気がして
久しぶりに150%の自分を出せた気がします。

それぞれが自分らしい色で輝くこと

それらが混ざり合い
その時だけの色
その時だけの「あんた何か色」でページを作っていく。

それが
あんた何かのライブ(ぬりえ)

これからも
1ページ1ページ大切に
「あんた何か色」の思い出を増やしながら
未来へ繋いでいきましょうね!

気づきの三日間
忘れられない素敵な3ページ。

《あとがき》

アンコールで急遽、ワンコーラスだけ歌ってくれた【粒】
出演キャンセルのひーちゃんを想ってはもとより、ひーちゃんがいなくても足を運んでくれた「キャットクルー」の方々への感謝が込められていました。
そして、
同じメンバーで「必ずまた」という
約束の証として。

早速12月にリベンジが決まったみたいですね。(詳細は出ていませんが)



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