2020/02/08 にっき

インスタグラムとTwitter、誰からも来るはずのないLINEを一通り見ることを1回転として I に代入する。
Iを5回ほど繰り返したところで、金曜の夜に家にいる事が急に悔しくなり、Iから抜け出してウーバーイーツを開く。投げやりに強く画面を叩く反抗的な指先。もちろん夜中なのでどこもやってない。透過のかかった黒が私を出迎えた。

昼間には、あれだけ真面目に生きようと思っていたのになんという心の変わりようだ。私はこのひどく寒い夜に楽しんでいるであろうひと、
もしくはもう布団に入り明日を待つひとを、羨んでいる。人と遊ぶのはあまり得意ではないのに、今から散歩にでも行ってやろうかという気持ちにすらなっている。複雑で面倒な乙女心だなと胸を小突く。

明日は土曜日だがきっと家から出ることができないだろう。11時になったらウーバーイーツをひらこう。ランチマックのダブルチーズバーガーセットを食べて、きっと腹を壊す。いつも腹を壊すのになぜ食べてしまうんだろう。そういうところがダメなんだ。

覚えていないがやることが多い。いっそこのまま忘れてしまいたいと思うこともあるが性格上それが出来ないのがこれまた悔しい。一つずつやっていけばいずれ終わる。終わればきっと心も晴れるだろう。家に篭っていれば終わる。しばらく引き篭っていなかった代償。しわ寄せ。詰んでいる。詰んでいる。

凄く、凄く、嬉しいです。ペンを買います。