丁寧な生活と睡眠時間と

　女子なら一度は憧れる丁寧な生活。梅酒をつけてみるとか季節のジャムを作るとか部屋に花を飾るとかいいものを買っていつまでも使うとかそういう丁寧な生活。暮しの手帖のような生活。簡単すぐにとかぱぱっとやっつけとかバレない楽々手抜き術とはちょっとだけ違う場所にある生活。

１年前世界を恐怖に陥れた伝染病は今でもなお脅威を奮っている。そのおかげで時間の流れは否応なしにゆっくりになった。会社は休みとなり自分時間が増えていった。今までジェットコースターのような高速生活をしていたので自分のことだけにこんなに時間を割いたことがない私はこの時間を持て余し途方に暮れてしまった。そんな時丁寧な暮らしを思い出した。少ないものを大切に丁寧に暮らすという憧れ。私にとって本当に必要なものはどれだけなのだろう。そう思い立って色々整理してたら案外捨てる物がたくさん出てきた。

もう着ない結婚式用のドレスや期限切れのスタンプカード・飲み残した薬・長い時期使われてないベランダの植木鉢・蓋のないタッパ。

いらない物を捨て始めるとだんだんタガが外れてきて雑巾にする予定だったタオルやブランド物の見栄張り袋・高かったけどずっと着てないワンピースも捨てる事が出来てきた。

そうしてとうとう本格的な断捨離を始めてしまった。ときめかない服は着る事が出来ても捨てる。タオルやシーツも必要最低枚数に割り箸やストロー等困った時は100均で買えるなら捨てると決めてどんどん断捨離！

どんどん断捨離を進めていって少ないものを大切にの準備をしていった。日頃の生活を少しだけ丁寧にグレードアップするときめ選んだのは睡眠の見直し。

睡眠時間は、人生の1／3と言うことは知っている。大切にすることはできたけれど今までしてないのは困ってないからだ。薄々気づいていたけど取り組まなかっと言うことで今回はこれを大切にしてみようと思ったのだ。なんといっても人生の1/3なのだから…

まずパジャマ。寝る時は、なんとなく着古した物を上下揃えることもなくちぐはぐに着ていたんだけれどそれを全部捨てた。そしてガーゼパジャマを購入した。洗えば洗うほどふわふわになるという言葉に大切に育っていく感じを覚え購入した。パジャマに変えて格段と眠りの質が良くなった気がするし何より包まれてる感じが安心する。

そして布団のシーツも買い替えた。今まで素材など拘らず色と柄だけで選んでいたシーツだがパジャマで気持ち良さを覚えて虜になったガーゼの肌触りがいいものにした。気持ちよくて冬は冷たすぎず優しい。

寝具に気を使えるのは充実感がある

何より自分を大切にしている気がするのだ。パジャマがあるのは、それなりに理由があるのだと眠りの質で実感した。若い頃は、元気で回復も早かったし何より疲れにくかった私もだんだん疲れが溜まるようになり朝起きてもどんよりすることも多かったのだがなんだかすっきり目覚める様になった。

という事で私が買ってよかった物。パジャマと布団カバー

#買ってよかったもの