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今だからこそ!家訓を掲げる必要性とは

家訓(かくん、英語:Family precepts)は、公家や武家、さらに時代が下って江戸時代になってからは商家でも、その家を守り立て存続させていくために、子孫の戒めとしてその家の当主が書き残して与えたもの。

引用: https://ja.m.wikipedia.org/wiki/家訓

1. 家訓とは

上記に載せたのは、みんな大好きWikipediaからの抜粋です。「家訓」というとかた苦しい印象を持たれる方もいるかもしれませんが、「その家に伝わる守るべきもの&教え」のことであり「我が家のルール」のことです。
どんな育児を目指すにせよ、すべての基本は『家庭』である」。これが僕の持論です。

夫婦や、家族全員で話し合い、「我が家のルール(家訓)」を考え共有することはとても大切なことです。
下記章ではその理由について説明していきます。

2. 主軸ができる 悩まない&もめない

家訓を作ることで、育児で迷うことは劇的に減らせます。
親になって来月で2年が経ちますが、今まで、同世代のお子さんを育てている多くのパパ、ママに話を聞いてきました。そこで感じたのは、

両親の考えにズレがあったり、そもそもどう育てていくべきかが定っていない方々が結構いるんだな!

というのが正直な感想でした。

僕は業種柄なのか、こういった内容は、確り行動指針を決めて動くことが身に付いていたし、妻も元々心理学を学んでいたりした事もあって早々に2人で話し合ったのを覚えています。

僕と妻の場合、育ってきた環境、価値観が似ていた為(だから結婚したのか。。。)、それ程家訓を決める上で困りませんでした。
ただ、迷わない気持ちが分からないわけではありません。というか迷って当然だと思います。
だって、、、

今の世界は情報が溢れすぎているから!

たくさんの情報に簡単にアクセスでき便利である一方で、情報過多の世の中とも言えます。
問題が起きても調べればすぐに答えを得られる世界。と同時に無数の解決策、無数の回答全てが、『これが正解です!』と語りかけてくるのです。

いったいどれが正解なの!!!

と困惑してしまう方がいても不思議ではないということです。

だからこそ、ネット社会で育った僕らは一度深呼吸をして、キーボードから離したその手を胸にあてて考えてみるべきだと思います。

簡単な問いを自分にしてみて下さい。
①自分が大切にしてきたことは何か
②どんな人を好きになってきたか


あとは奥さんと2人で答え合わせです。円が完全一致なら満場一致。重なり合う部分があるならそこを切り取り、全く別なら異論!反論!オブジェクション!、、、嘘です。お互いの意見に敬意を持って話し合ってみましょう。そうすればブレない指針ができ、以降の問題は『家訓に沿っているか』で大抵片付きます。

3. 学校教育と家庭教育

学校教育は国が子どもに対して、人として必要な知識・技能や態度、社会性など、人間形成の基礎を育むことを目指して行われます。
学校で教師が組織的に教育していきます。国語・算数・理科・社会などの学問を通じ、集団で勉強することが基本ですが、これらの学校教育の内容は、『学習指導要領』によって定められており、小学校から高校まで、全国どこでも同水準の教育を受けられるしくみになっています。

一方、家庭教育は両親がわが子に向けて行う教育です。決められた教科書などはなく、必要なことを生活を通して伝えていきます。
学校教育は集団の中で学びの道筋も学習の期間も決まっているのに対して、家庭教育は親と子がマンツーマンで、子どもが大人になるまで続く教育と言えます。

学校教育の指針が『学習指導要領』であれば、家庭教育の指針は『家訓』と言えると思います。

4.  我が家の家訓

最後に我が家の家訓をご紹介します。
過去に、『子供を育てるということ』に記載した内容がウチの家訓です(下にリンク貼っておきます)。しかし、実はうちにはもう一つ家訓があります。笑 
『!?』ぶれぶれやん!と思うかもしれませんが違います。聞いて下さい。

内容としては前回記載した『3K』が、会社でいうところの経営理念
そして今回紹介するのが、行動規範といった棲み分けです。

画像の様に、うちの場合は見えるところに貼って日頃から意識しています。

最後まで読んで頂きありがとうございました。少しでも皆様のご参考になれば幸いです。

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