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推しとともに生きてる人。

はじめに

皆さまの推しの基準ってなんですか?顔?性格?私は26年生きてきて、やっと自分の推し定義がわかりました。それでも今でもわからなくなるときがあります。
そもそも、推しがいない人生ってきっと無いと思います。それが人なのか物なのかアイドルなのかスポーツなのか、対象がなんかのかの違いだけだと思います。
わたしにはいろんな時期があったので、書いてみました。大変長文ですが良ければのぞいていってください。

ジャニーズ期


私は生粋のアイドル好き家庭で育ってきています。
もの心がついたときにはすでにSMAP好きの母がいたので、車に乗ればSMAP。テレビを見ればSMAPでした。
小学生中学年くらいからは姉が嵐にはまり、その影響で私も嵐を聴き始め、コンサートにいっても埋まらないくらいの身長まで伸びた中学生から、現場へ行き始めました。
現場に行くとまず目についたのが、うちわです。基本は推してるメンバーを買うのですが、推しがよくわからず、とりあえず自分の中で一番かっこよくて、ファンサをもらいたいメンバーのものを買いました。コンサートはとても楽しいものでしたが、なんだか気持ちが入りきらず、恥ずかしさがあったり、回りのファンほど熱中できないもどかしさがありました。今思うと田舎者なので、芸能人を間近でみられる喜びと聞きなれた曲を実際に聞ける嬉しさでコンサートに参加していたのかもしれません。
運良く毎年コンサートに行けていたのですが、活動休止をする数年前から当たらなくなり、ファンクラブ会員の継続はしませんでした。バラエティにでていれば見たし、歌番組にでていれば録画はしたけど、べらぼうに歌が上手いわけではないから今回は外さず歌えるか、伸びやかなところは上手くいくかと心配しながら見ていることが多かったです。ふと我に返ったときに、楽しいよりも心配しながら見ていること、現場にいけないならもういいやとファンクラブを辞めてしまうことから、ほんとに推しなのか?と疑問に思いはじめました。今思うと回りに流されて推しと思い込んでただけだったのかもしれないなと。CDは全部売り、グッズは使えるもの以外は処分してしまいました。でも推しではないだけで人柄はとても素敵なので大好きな気持ちは変わりません。現在もジャニーズはゆるく全体をみているので、Jr.の顔やデビュー組の名前は把握しています。

バンド期

ジャニーズが最推しでは無くなりかけた中3の頃、人があまり知らないものが好きなのってなんかかっこいいかもと思い始めバンドを漁り始めました。そこでONE OK ROCKにであい、7年くらいはライブに行ったりDVDを買ったりと推し活をしていました。ジャニーズと違うところは、歌から入ったのでライブに行くまで彼らの顔を知りませんでした。グッズもうちわやペンライトは無く、チケットもファンクラブが無いのに簡単に手が入り、コスパがいいなぁと思っていました。それに加えて、中二病を患っていたため、ライブに行っている自分がかっこいいと思い酔いしれていました。他のバンドの曲も聞いたりだいぶ沼っていましたが、中二病が治り始めてから、だんだんと熱い言葉やその言葉に感極まっているファン達を引目で見始めてしまいました。あ、私この中に入りたくないかも。ボーカルが熱い気持ちを語っていても私の現状を知らないのに都合いいことばかり言わないでほしい(中二病治ってませんね、むしろ悪化してるよこれは笑)と、もやもやしてしまいました。こんな気持ちでファンをやるのは申し訳ないと感じてしまいました。その時点でぱっと気持ちが離れていきました。気持ちが離れたあとも、曲事態は良いのでDVDやCDはここ最近まで買い集めていました。

俳優モデル期

バンドがさめかけたころ、服が好きだったのでMEN'S NON-NOをよみはじめていました。そこで専属モデルであったある人のインスタをみた時に中田圭佑くんに出会いました。中田くんの写真がアップされたそのとき、「あ、これきたわ」と胸がざわざわとし始めました。今まで感じたこの無いざわざわ感が数日続き、ふとした時にも中田くんのことを考えているような日が多かった気がします。インスタでアカウントを検索し、なにをしている子なのか、周辺をひたすらに調べる毎日でした。画像もたくさん保存して、どうすれば会えるかなど考えたりもしました。実際に会いにいったり手紙を送ったりすることはなかったですが、リアコ一歩手前でした。そのときにモデルや俳優達にはまり、ドラマや雑誌、インスタを見て素敵な俳優たちをひたすらに検索していました。一度気になるとWikipedia並みに把握できるまで調べ尽くす性格なので、現場に参加しなくても調べることが多い毎日だったので暇になることはありませんでした。この期間は性格は一切重視しておらず、好みの顔だけの推したちでした。写真集などいろいろ買いましたが、今はほとんど売ってしまいました。でも中田くんだけは今でも大好きですので、いつか機会があれば実際に顔を拝める日がこればよいと思っています。

KPOP期①

現場に多く参加しなくなった専門学生のころ、一緒に行動していた友人がKPOPにはまっていました。KPOPに対しては小学生の頃から食わず嫌いのアンチでした。その中でも東方神起とBoAだけはちょくちょく聞いていましたが、ほかは全く無知の領域でした。ちょうどTWICEやBLACKPINKがデビューした時期でEXOも日本デビューをし、毎日のように動画や写真を見せられていました。
初めてパフォーマンスをみたときに歌やダンスの完成度に感動した記憶があります。それに加えコンテンツではパフォーマンスからは想像できないようなあどけなさや可愛さのギャップにだんだんと気持ちが入り始めました。しかし、ジャニーズに比べるとチケット代が非常に高く、軽い気持ちで見に行くきにはなりませんでした。でも歌を聞いたりコンテンツを見るようにはなったため、だんだんとKPOPの知識はついていきました。

KPOP②

就職してからもKPOPは聞き続けていました。一通り仕事ができるようになり、職場にも慣れ始めた3年目にコロナ禍が始まりました。コロナ禍でKPOPアイドルが音楽番組にリモート出演できるようになり、たまたまMステにSuperMが出演しました。EXOは良く聞いていたので、録画もしました。どこか胸に響き何度も見ました。SHINeeとNCTのメンバーも参加しているグループなのですが、NCTのことはあまり知りませんでした。しかし相方がNCTを若干推していて名前は知っていたのでどんな子達か知りたくて調べ始めました。テヨンとマークと日本人の子以外は顔の見分けがつかず、バックダンサーに見えたのが第一印象です。相方にその話をしたらものすごく怒られ、毎日のようにコンテンツやメンバーを刷り込まれるようになりました。人の好きを押し付けられるのは嫌いなのですが、なぜか素直にみていました。やはりどこか響くものがあったのですかね。
・この子達のキャラが誰ひとりかぶっていない、そのキャラは好かれるためにつくったものではなく本来持っているもので嫌みがない。
・シンプルに実力高い
・心からメンバーを大事にしている
・曲や雰囲気が好み。ラップや闇と光を感じるような曲が好きです。
まだまだ魅力はあるのですが、知らない間に沼にはまっていました。メンバーが多いので、MVをひたすらにみて、名前当てクイズをひとりでひたすらにやり続けていたのが懐かしいです、、。

最初に覚えたのはNCT127。SuperMに所属しているマークとテヨン、日本人のユウタがいるので。そのあとは金髪のジャニーさん。そんなにモテなさそうな顔してるヘチャン。ちょうど見ていたカンドラの俳優に似ていたジェヒョン。その弟の目がつっているドヨン。歌が上手いらしいテイル。ひょろひょろのジョンウ。
コンテンツやらなんやら大量にみて、性格の可愛さと真面目さ、不憫さにひかれ、ドヨンペンになりました。顔面は全く好きではなったのですが、推しになるとかっこよく見えてくるもんだなと、くそかっこいいです。何しててもかっこいい。最近はテイルの性格にものすごく魅力を感じ、目でおっていることが多いです。
通称:テイルが好きなドヨンペン

次にNCTDREAM 。今は一番大好きです。全員に足突っ込みました。
顔はなかなか覚えられず、とくにロンジュンとチソンは難しかったです。ロンジュンペンの相方から一緒にするなと大量の比較画像と違うところを示した文章が送られてきました。ヘチとマクはイリチルにいるのでおけ。特徴的なお顔をしているチョンロ。きれいなジェノ。アゴのジェミン。
こちらも大量のコンテンツを見て、すっとぼけた1.5倍速のナジェミンペンになりました。こちらは推しになってからセンターであることを知りました。全くかっこよく見えてなかったです、すいません。今はごりごりにいけてます。実は最近はチョンロの男前な性格に魅了され始め、推し変か?と身を震わせています。チョンロには申し訳ないですが、最後まであまり目にはいらない子でした。夢っこたちはひとりずつ沼にはまり、最終的にジェミンに落ち着いたとおもっていましたが、今思い返すとチョンロの沼にはまだはまっていませんでした。チョンロが気になり初めて一年近くたちましたが、いまだぬけていません。こないだのライブでもたまらんくかっこよかったです。ナジェミンにファンサをいただきましたが、それでもチョンロがぶれません。
であった頃のジェミンを考察いたしますと、金髪から黒髪になり彼自身気持ちまで少しクールになっているところがありました。あまり笑わないししゃべらないし、鋭い視線もたまらんし、たまに笑ったらほんとにキュートでしたんよ。あとは体型がぺらぺらで。足が沼から抜けなくなりましたね。あのこは髪色とか雰囲気で性格もちょっと変わりますし、テンションも0か100なので、ちょうどどの時期にあたったかで最推しになるかどうかも決まりますね。今は雑誌のモデルをしてから鍛え初めて少し体が大きくなっています。私の好みの体型からぬけてしまいましたね。チョンロはデビュー時期をみるとわかるんですけど、一番ビジュが変わったこなんですよ。ほんとにあどけなくて、可愛くて可愛くて可愛かったんです。それが青年に変わる時期にであったので、まだチョンロ自身がその雰囲気に馴染めきれていませんでした。加えて落ち着かないことや自身たっぷりな性格は変わっておらず私はそこがなかなか受け入れられませんでした。しかし、青年が上手く馴染んだ今、落ち着かない性格も愛らしく、裕福な家庭で育ったゆえにつちかわれた余裕感とおおらかさ、考え方もひとつ先をみた考え方をしているんです。あとは体型がほんとにタイプです。
それらを踏まえてチョンロに気持ちが揺れ始めているのです。一応は通称:チョンロに揺れかけてるジェミン寄りのオルペン

最後にwayV
ここには相方の最推しがいるので、テンはバッチリわかりました。ウィンウィンもイリチル関係でわかっていましたね。あとはみんなディズニーにいそうな顔をしていて、なかなか見分けがつきませんでした。ジャスティンビーバーみたいなルーカス。LDHのシャオジュン。ロッツォのクン。ディズニー王子のヘンドリー。カリカリのヤンヤン。大体なにか似ているものに例えてました。このこたちはほんとに難しかった。相方にたくさん写真を送ってもらい、名前を送り答えを教えてもらうの繰り返しでしたね。ここは推しはできなかったのですが、おかしな性格をしているのに、ほんとにいいこすぎるヘンドリーが一番好きです。

ショウタロウとソンチャンはNCTを認知してから入ってきたので難しくはありませんでした。
NCTは現在進行形で大好きです。これが推しかと、推しの定義を初めて自分の中で感じたものでした。

私の推し定義

ビジュアル:冷たそうな雰囲気。さっぱりした顔。笑顔満点。バランスが良い余分なものがついていない体型。
性格:基本は自分に響く性格であればなんでもいいですが、他人をばかにしない。自分をまず大事にする。その上絶対にファンを裏切らない。でも人に合わせすぎるのは自分みてるみたいなのでそれはあまり好きではないかも。
絶対条件:アイドルに関しては歌とダンスが上手いこと
上記を踏まえた上で、どんなに不細工でも、失敗しても、言動でもイラっとモヤっとせず許せてしまいます。些細なことでも引っ掛かれば推しではありません。
見ているだけで胸が熱くなり、苦しくなり、なんかよくわからないけどほんとに尊いってこういうことなのかと感じられれば推し確定です。
私の中では推しがみつかるときっていうのはビジュアル→中身→ビジュアルなんですよ。ビジュから入ってたまたま好きな性格でそのまま好きなことはあるけど、あまりありません。素敵なビジュをお持ちのどなたかが私をグループに引き入れてくれ、みんなのことを知るうちに性格でひかれて推しがみつかります。
金を賭けているから、会っているから推しなわけではありません。でもあの子達が十分活動していけるためにはお給料がでなければいけません。そのためには多少なりとも資金を与えなければいけません。私はほしいと思ったものしか買わないので、お金を出してまでもほしいと思えるものをぜひあの子達のためにも作ってほしいですね、会社の方々には。

たぶんこれが最後のアイドル推し活になると思いますが、みなさんもぜひ推し活を自分なりにたのしんでください。
推したちよ、ほんとに生まれてきてくれてありがと。きっと一般人であれば普通の幸せをつかみ、自分のための幸せを感じられていたと思います。でもアイドルという職業を選んで、自分は知らない自分を知っている私たちのために幸せを運んでくれてくれてありがとう。きっと彼らはそれが幸せと言ってくれているんだと思います。辛いときや自分の幸せを選びたいときは、私は全力で彼らを応援します。きっと私の推したちは私たちが最大限に受け入れられるように伝えてくれると思います。
だんだんと重たくなってきたので、ここで終わりにします。






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