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2024旅行備忘録 バルカン半島周遊 アルバニア編 ティラーナ

今までのはこちら。

旅行7日目オフリド→ティラーナ


前回まででマケドニアのオフリドまで辿り着き、いよいよ何かと話題の絶えないアルバニアに足を踏み入れます。

私が選んだのは夕方17時出発の便です。

旧市街の近くにある、お馴染みClassic  Companyのオフィス前に来ました。バスを待っている間に他の観光客と雑談しながら情報交換。で、バスですが、全然違う会社のやつが来ました。Classic Companyじゃないです。ティラナ?と聞くと、運転手がそうっすよ、乗ってね。と言ってたのでとりあえず、乗る。多くの観光地は、現地の方は事情をわかってますが、バルカン半島の移動は誰も確かなことを知らないので、スリリングで面白いですよね。

広々車内で峠ドライブを楽しめ見ました。

今回は、Flixbusのやつが来て、あいも変わらずメルセデススプリンターでした。でも、前のぶっ壊れてたシリーズよりかなり新しい。Classic Company所有のはハズレみたいです。じゃあなぜCCのオフィスで予約したのに別の会社のバスが来るのか?誰も真相はわからない。

アルバニアナンバーは左にアルバニアのマークがありかっこいいです。

出発します。道が空いてるので早いです。3:30かかる予定がだいぶ前倒しです。
バスで出会ったフランスの方と雑談。単独登山を行なっており、バルカンルートという縦走ルートを進んでいるらしいです。先日、ブルガリアの山で吹雪にあり、死にかけて走馬灯が浮かんだ話を爆笑しながらしていました。面白い方ですね。

国境検問ですが、なんか降りなくてよかったです。意味不明ですが、マケドニアの出国スタンプは押されて、アルバニアのスタンプは押されませんでした。どうやら、アルバニア入国の際は、隣国の出国スタンプがあれば、あとはデータ上でしか管理してないみたいです。あんまりロジックがわからないですが他の人もそうだったので、そういう仕様みたいです。しかし、陸路だと特に面白みのないスタンプばかりですね、、、

途中のPA的な場所で休憩。LEKを持ってないので、何も買えません。周りの景色が綺麗です。なんか水が沸いてて、地元の人が樽に汲んでました。

山がちで景観が良い

そのままティラナのバスターミナルに到着。ターミナルの建物に入るとATMがあるので、そこでLEKを下ろせます。デビットだと500LEK一律で手数料がかかりました。高い。
かなり疲弊してたこともあり、フランスの人とタクシー相乗りすることにしました。
結局ホテルまでで、1600LEK。二千五百円くらいで、高い気がする、、、バスは40LEKらしいので、20往復できますね、、バスに乗ればよかった、、ちなみにユーロでもバスは払えます。アルバニアも相当EUに加盟したがっているという話を聞きました。セルビアで無理なら、アルバニアも無理な気がするが、、

今回はGolden Rooster  Hostelの個室を取りました。都心ということもあって290LEK。高いですね、、というか日本が貧しいだけなのか、、

疲弊してたものの、とりあえず適当になんか食べようとぶらついてたら、良さげなタベルナを見つけましたので、入りました。Paidhaque Dajkuaというタベルナです。ジモティーが多く、良さげな雰囲気。名物のラムのリブと、焼き野菜を注文します。ここでも何も頼まなくてもどうせパンがついて来るだろうと思ってたら、案の定ついてきました。合計1200LEKくらいで、豪勢なものを食べた割には安いかな、という感じです。ここはとても美味しかったので強く推薦します。

ラムのリブ焼き。スパイスの香りが素晴らしい。
焼き野菜。野菜に味が染みていて美味しい。


旅行8日目ティラーナ

中央広場と国立歴史博物館

朝10時からのFree Waking Tourに参加。毎度のことながらFreeではないんですが、まあ、そういうもんです。ちなみに60人くらいいて3つのグループに分けられました。えらく盛況ですね。国立博物館は改装中で4年間閉まってるとかいう話です。バルカンですから、当然いつ開くかは分かりません。モザイクはEUの支援で修復したものらしいです。


日本人建築家がデザインしたモニュメント
新めのカトリック教会。

市内全域の印象として、建物が新しいです。質問したところ、首都は以前違うところにあり、1920年に移転したとのこと。また共産主義時代と宗教は相性が悪いのでその時代にかなり破壊されており、歴史的なものは残っていないらしいです。

世にも珍しい、椅子のある正教会。ほんとか嘘か、「アルバニア人に説法を聴かせるには、椅子がないと誰もこない」という冗談を言ってました。
バザールは盛況。価格は適正価格の倍くらい。
ジャーミア エトへム べウト。数少ない歴史的建造物。共産主義時代の破壊を免れた貴重な場所で、装飾が素晴らしいです。60%がムスリムの国で、皆さんの大切な場所ですね。

ツアーを終えて、ツアー中雑談して仲良くなったベトナムの方と観光する事にしました。まずは、ガイドが紹介していたアルバニア料理のレストランへ。
ここは、かなり観光地価格です。体感1.5倍〜2倍くらいですかね。観光客しかいないです。味は、まあまあ。オーセンティックではない。羊の頭とか食べたんですが、結構ダイレクトな写真なので掲載は控えておきましょうか。

地下壕の入口へと続く道

食事を終えたら共産主義時代の地下壕に向かいます。Bunk‘Art1というところで、市内からバス11Lに載ったら着きます。Google Mapでも経路が出てくるし、バスの中の集金のおじさんが、「ブンカー!ブンカー!」と絶叫して知らせてくれるので迷うことはないと思います。歩いて行くのもあんま時間変わらないです(バスは現金でバス内で集金されるシステムお釣りあり、ユーロでの支払い可能)。1時間くらい。バスの路線が少なく、特に他の交通手段もありませんので激混みです。
途中で別のバスに乗り換えるよう指示があります。乗り換えに料金は要りません。とりあえず従う。運賃は40LEKでした。

トンネルを抜けますと、チケットカウンターがありますのでチケット買います。カードは使えないようでした。あと、カード決済の機械がぶっ壊れてることが頻繁にあるので現金を用意しておいた方が良いです。700LEK、見応えあるので、多少高いですがOK。

時代ごとに色々テーマが別れています。情報量が多すぎる気もしますが、、
入り口の坊や。
共産主義時代の学校用品
WW2時代の展示

WW2、共産主義時代と苦難の道を歩んできたアルバニアの歴史が網羅的に展示されており、面白かったです。2時間くらい滞在しました。

Hose of leaves museumの展示

バスで市街地に戻り、House of leaves という共産主義時代のスパイに関する博物館に行きました。

ここも情報量がすごいです。展示が網羅的なので読んでて疲れましたが、面白かったです。
夕食はこちらの店にお邪魔してアルバニア料理を食べました。ベトナムの方のホステルのスタッフがお薦めとのことで期待できます。


ケバブと焼き野菜、アルバニアではチェバブと呼ぶ。


タベコシ、Tavë kosi
子羊肉とか鶏肉と、ヨーグルトと卵、バター、小麦粉で煮込んだ食べ物で大変美味しいです。
こちらもタベコシ。ラキアとともにいただきます。

店の方も良い方でした。英語が得意な方ではなかったので身振り手振りで意思疎通していました。
この日は別のゲストハウスへと移り宿泊しました。個人経営でとてもいい場所でした。

20ユーロくらいでしたかね。立地がよく人も親切で良かった。

旅行9日目ティラーナ→コトル

夕方のモンテネグロのコトル行きのバスを取るため、国際線バスターミナルへ行きます。ティラナの国際線バスターミナルは市街地にあり、バスか歩いて行くコトができます。新バザールから2.5キロくらい、歩いて20−35分くらいなので、近いですね。


バスのチケットカウンターが開いてますので、チケットを買います。このDRITAトラベルでモンテネグロ行きのチケットを売ってました。普通に英語を話してくれます。カードの機械は故障してました。ユーロで支払いできる。
どことなく退廃した雰囲気が漂っています。国際線バスターミナルとは思えない。ゴミが大量に放置されており、悪臭がします。私は15時発のバスを買いました。

ちなみにオンラインでもチケットは買えるみたいですが、結局ここで印刷してもらわないといけないみたいですね。夕方まで暇なので、ゲストハウスのおばあちゃんと翻訳アプリを使って話してました。とってもいい人です。
次はモンテネグロへ移動します。

続く。

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