見出し画像

2024旅行備忘録 バルカン半島周遊 モンテネグロ編コトル



旅行9日目ティラーナ→コトル

夕方、バスターミナルからバスに乗り込みます。モンテネグロ!と絶叫している運転手がいるので、いけばわかります。10分前くらいにいけば良いと言われていました。バスは時間前に勝手に発車する場合もあります。私の場合5分前に発車しました。ちなみに今は数年前と違って、オンラインでもバスについては結構正確な情報が載ってるみたいですね。


相変わらずこのタイプのバン。

運転手がスイス国籍のアルバニアの方だったみたいで、喋れるのがドイツ語とアルバニア語だけでした。アメリカ出身の他の旅行客が、チケットを印刷してなくてブチギレられてて、ドイツ語もあんまりわからないようだったので、なぜか私がドイツ語と英語を通訳する羽目になってました。

Shkoder、Podogorica、Budvaを経由して進みます。山間の道を進むと景観が美しいです。モンテネグロというぐらいで、山の景色が綺麗ですね。中国語では直訳で、黒山というみたいです。

国境越えですが、アルバニアのスタンプはまたしても押されませんでした。どうやらスタンプは押されない運用の模様。荷物も特に検査されず、バスだとその辺はなあなあで人によるんでしょうね。

峠を攻め終わるとブドバが見えてきた。


このOld Town Youth Hostelに宿泊します。22時まで受付が空いてます。古い建物ですが割と綺麗です。30ユーロくらいしました。高い。
ただみんなボランティアでパリピ系なんで、地元のディープな情報とかあんま知らないです。好みのホステルではなかった。はしゃぎにきた時だったらよかったですけど、、、

街並みは綺麗なのですが、観光地化されすぎており、物価が尋常ではないです。モンテネグロの一人当たりGDPは旅行時点で12.5k€とかで、せいぜい200万円くらいですが、レストランの価格は数年前のドイツやフランスの水準より高い体感でした。パスタで17€、サラダ10€とかです。観光地価格でムカついてきたので、モンテネグロでは外食をしないことを決意しました。

近くに2つスーパーマーケットがあります。惣菜とか色々売ってます。私はこういう場合基本的に野菜とサンドイッチをつくって延々と食べてますので、今回も作ります。


スペシャルサンドイッチ

チーズとサラミ、ピクルスのサンドイッチ。2日3食これで10€くらいでしょうか。安くはないですね、、6年前、ドイツではチーズ1€、サラミ1€、パン1€、ピクルス2€で2日分作れてたので、、ヨーロッパの急激なインフレはかなり皆さんのお財布的にもダメージみたいで、ドイツやノルウェーの友達も、インフレに給与上昇がついていっておらず、コロナとウクライナの件で年々貧しくなっていると嘆いていました。逆に知り合ったアメリカの友達はドルが強すぎてウハウハだと言っていましたね、、アメリカからの観光客がかなり多い印象です。

以前、ブルガリアで知り合った韓国系アメリカの友達とワン缶します。なぜバーに行かないかというと、高くてムカつくからです。観光地なので当然ですが、、このモンテネグロのビールで1.5€なので、ちょっと高めですね。バーで飲むよりはマシです。

この城壁沿いは落ち着いた雰囲気でゆっくりできました。

城壁の照らし方も、ザ・観光地という感じで情緒エンジョイヤー向きではないかもしれない、、

旅行10日目コトル→ドブロブニク


朝はゆっくり寝て、外に出ます。街の景観はなかなかいいです。が、観光客が多いですね、、歩いてても疲れる、日本に帰ったみたいです。あまり自分の好みではなかった。

綺麗ではあるんですけどね、、観光地化された観光地はお腹いっぱいです、、

コトルには猫が多いです。可愛いのですが、私は感染症を常に警戒してるのでちょっと気を遣いました。スコピエで知り合ったSさんとも話していた、と以前の記事で書いたのですが野生動物は危ないですからね、、スリとかと違って、死に至る割りに無頓着な人も多いですし。

街はすごく小さく、1時間くらいでくまなく歩いてしまいました。バスの時間まで暇なので、要塞までハイキングしようかと思ったんですが、入山料的に15€とられます。そこまでのものじゃないと聞いてたので、登らないです。イギリスの老夫婦も入口でごねてました。15€ってスカイツリー見たいな値段ですね、、観光地化されてて、特にレジャーではしゃぐような設計になっている場所はあんまり好みじゃないので、だんだんムカついてきて、一刻も早く立ち去りたいですが、バスを予約したのが仇となり暇な時間を過ごします。ちなみに別ルートで裏道から入れるかは運ゲーらしく、警備員に見られるとめちゃくちゃ切られて普通に金請求されるみたいですね。

聖トリプン大聖堂。入るのに4€かかります。ので入らないです。

観光客が多い、、

食べ物もゴリゴリのモンテネグロ料理っていうよりシーフードで、ギリシャで食べたようなラインアップだったので別に外で食べる必要性を特に感じませんでした。あとはパスタとかどこでもある飯。

ドブロブニク行きのバスのチケットは27.20ユーロでした。対面で買うとカードが使えないので、ピッタリの金額を持ってないと釣り銭がないとかいって小銭をちょろまかされることがあります。本当にないのかもしれないですが、、決算とか、どうしてるんだ?と疑問ですが、まあバルカン半島なので何が起こっても不思議ではないです。

世界遺産だしと思って立ち寄りましたけど、ポドゴリツァで一泊したほうがよかったなあとちょっと後悔しました。

ドブロブニクはド・観光地なので気が重いですね、、

続く。
以下は前回までの記事です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?