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滑走路

本が好きだ。

というと、かなりの読書家だろうと思われてしまうが、そうではなくて、本の存在が好きだ。

なんか、本がある場所にいる、行く、あるのが好きだ。
本、という存在が好きなんだな〜と、最近つくづく思う。

タイトルを見る、おもしろそう
表紙や装丁、カバーの下の表紙、紙、手触り、いい感じ
書評や評判、ふむふむ、読んでみたい、たまに、別に。
でも、病院の待合室で、友だちの家で、美容院で、ツイッターで、パラっと出会う機会があると、別に、が、気になるに変わる

買ったり、借りたり、気になったりしても全部は読まないけど、それでもなんか好きだ

あと、写真集や画集、歌集、句集、詩集、いろいろ、パラっと目に入ったページに心奪われたり、たった一行、ひと言にギュって鷲掴みされてその時の感情が押し寄せたり、する。

人になにかをすすめるのはまったく図々しいことで、けったいなと思っていたのだけれど、少し長く生きてきて自分もオススメされて新しい世界を知ることができたりなんか救われた時、自分もちょっとそれをしてみたくなった。

単純に、プチ驚かせてみたり、プチ揺らしてみたりしてみるの楽しそう。

調べたところ「選書サービス」っていうみたいだけど、そんな上段なものではなくて、サプライズ〜ってろうそくをそっと吹き消すみたいなこと、できないかな〜

本の実費と届ける料金、できたらブックカバーとか添えられたらいいな〜

と思って、きっと思ったところからメモしておかないと、きっと生きているうちにできなさそうなので、ひとまず描いてみました。(この描くは、誤字ではないです。そんな描くっていうのがぴったりな気がしたんです)


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