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伝書鳩パーティ 毎週ショートショートnote

第三次宇宙探検隊は初めて銀河を抜け、未知の領域に踏み込む。30名のパーティは生死を共にする。二度と地球には戻っては来れないであろう事は容易に想像できる。
帰って来られる確率は10%あるか無いか。それでも彼らは地球人の第二の新たな母なる星を見つける事に使命と誇りを同時に抱えていた。出発の日を前に、会っておくべき人々と、密かに、快活に、別れの挨拶を交わしたのだった。
誰もが隊員達が無事に帰還すると思ってはいなかったが、それでも無事な帰還を祈っていた。


さて、宇宙船は地球を離れた。
隊長兼艦長は隊員の顔を見回した。

「我々は世界が誇る強力なパーティだ。我々は使命を終えて絶対に無事に地球に帰還しなくてはならない。なので我々のパーティに【伝書バト】と命名したいがどうだろうか。帰巣本能に期待するからだ」

隊員は艦長の言葉に驚く。表には出せないがそれが全員の本音であった。
隊員達は『伝書鳩パーティ』と口々に叫んだ。新たな力が湧いてきた。

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今回も難しい。最近、めげそうです💦😆


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