英検準1級 4回目の不合格


大学四年生にして、最後の英検準1級のチャレンジだった。親世代ではTOEICよりも英検が主流で、なんやかんやと理由をつけては私に英検を取らせようとしてきていた。今回はイけるかも!!と期待していたが、やはりダメだった。あと数点だっただけに悔しさは大きい。今回落ちたのは大学生活の最後のチャレンジだった。

準1級を初めて受けたのは大学2年生だった。ノリで受けてみるかと軽い気持ちで受けて、散々な結果だった。2回目もあまり勉強せずに受け、もちろん不合格。3回目こそ3度目の正直かと思いきや、不安に駆られてお金を払ったにもかかわらず受験会場にすら行っていない。もちろんこのことは親には内緒である。そして四回目。惜しくもあとちょっとのところで及ばなかった。実力が足りなかったことを素直に認めたくなかった。
Twitterを見ると、遥かにレベルの高い英検1級に受かった人のツイートがじゃんじゃん流れてきて、準1級に落ちて凹んでいる自分がなんだか惨めて思えてきて仕方なかった。準1級を受けた後に、英検1級の単語帳を買っていた自分が恥ずかしい。

そして、ツイートを遡っていくと、ある投稿に目が止まった。

『大学時代に英検準1級に落ちたが、そこで自分の弱点を学んだ。何より、英検対策は満遍なく4技能を強化出来るチャンスで、その後一念発起してやった勉強は総合的な英語力の向上に繋がった。受かる為でなく、力をつける為の勉強に意味があるのであって、「不合格」というのは所詮その過程に過ぎない。』というツイートを見つけた。なるほど、と腑に落ちた。

次は新社会人になってからのチャレンジになるだろう。待ってろ、絶対次こそは仕留めてやる。

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