見出し画像

星座早見盤のススメ

星空の観望には望遠鏡を使う、双眼鏡を使う、肉眼で見る方法があります。
手軽に見るには、やはり肉眼ですよね。安価に準備できる道具で楽しみ方の幅が広がります。知っている人も多いと思いますが、星座早見盤を使います。

準備するものは2つだけ

星座早見盤、方位磁石を用意します。写真はDAISO商品なので220円です。

注意点としては、星座早見盤は星空を平面で表現するために南の地平線に近い部分はかなり東西に引き伸ばされており、星座の形・大きさにゆがみが生じます。また比較的暗い星の位置も分からないため、おおよその位置を知るために用います。正確に知りたい場合は星図が適しています。


東西は左右の位置よりも北寄り

使い方の手順は3ステップです。
【ステップ1】
まずは円盤を回して月日と時刻を合わせます。
【ステップ2】
観察する方向を方位磁石で確認します。
【ステップ3】
観察する方位が下になるように星座早見盤を持ち、実際の星空と比較します。
※南の方角を向いている場合はそのままの持ち方となり、北の場合は逆さに持ちます。

観察する月日と日時を合わせる。地域により同じ星座の見える時刻は差がある

まずは季節ごとに有名な星座を探してみましょう。
街灯や携帯電話の光などは極力減らすと見やすいです。暗順応といって、暗闇に目が慣れるには時間がかかります(完了するには30分以上)。時間に余裕をもって楽しみましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?