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子供から聞かれて答えられなかった質問

ふと質問を投げかける息子

梅雨が明け、本格的な夏に突入し、毎晩ハイボールを飲んでおります。そんな毎日ですが、日々、テレビ見てたり、食事してたり、リビングでくつろいでいるときに、息子に、よく質問を投げかけられます。
「何で今その質問?」っていう事もしばしば、即答できない質問もあるのですが、今回は、そんな息子に質問されて「答えられなかった」ことをお話します。(正解が無いので答えられなかった)

「人は死んだら何処に行くのか。」

答えられなかった質問は、「人は死んだら何処に行くのか。」です。
哲学的な、これに関しては答えが本当に難しい。人の死に関しては、私も同じことを考えることがあります。(しかし、なかなか答えが出ずにおります)その昔、丹波哲郎さんの「大霊界」という映画があり、自分が小さい頃、お盆だったかそのあたりに、親が見ているそばで、少し見た記憶がありますが、霊界の入り口に閻魔様がいて、

①人生において善い行いをしたら天国へ
②人生において逆に悪い事をしたら地獄へ
③子供のうちに亡くなったら大人になるまで遊べる

これを裁くという内容、上記3点に関しては、なかなか強烈で、今でも覚えています。幼い私にはインパクト大な内容でした。結論、地獄は恐いんだなと。悪い事ダメ絶対。人生は見られているのだ、お天道様に。

死後の世界について

私は、祖父母が亡くなった時に、初めて身近な人の死に直面した訳ですが、納棺の際に「これから旅に出る支度をする」という話を聞き、さらに、戒名の存在や、住職様のお話をお伺いして、人生の次にもう1つの世界があるように思いました。もう1つの世界が死後にはじまる。私は、そんな風に捉えています。亡くなったら目に見える生身の体は無くなるけども、魂は生きているというか、、、説明が本当に難しいですが、亡くなったらもう1つの世界で生きている。なので、祖父母もそこで元気に暮らしているのだろうと思っています。(時々おばあちゃんが夢の中に出てくる)

人生の折り返し、これからについて

今38歳となり、人生の折り返しにきています。(と思っています)
まだ38歳じゃないかという考え方もありますが、少しずつ終活をしていかなければという話は、夫婦でよく話しているところです。
子供に余計なものを残さず、少しでも親として子供の力になり、最期は「楽しかったね」「ありがとう」と言える、人生を送りたいなと思います。
そのためにも、今は1日1日を精一杯頑張って生きねばです。これからも、悔いのない人生を。

そんな話をしたので、久しぶりに「おくりびと」みようかなと思います。本木雅弘さん、広末涼子さん、山崎努さん、、好きな役者さんが出ていることが既に好き。公開時、映画館に見に行った、お気に入りの作品です。久石譲さん作のテーマソングも素敵ですよね、チェロの音色が眩しくて。大好きです。イントロで涙が溢れます。(ジブリといい、何故こんなにも世界観のある色味のある音楽を生み出せるのか。。)亡くなられた奥様に死化粧したとたん、旦那さんが棺の横で泣き崩れるシーンで、いつもたまらない気持ちになります。

永遠なんて無い。

いずれ必ず訪れる夫や息子の最期を、
受け止められるのか。自分。と、
子供の寝顔を見ては、よく考えます。

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