外郎売のセリフ　２

拙者親方と申すはお立会いのうちにご存知の方もござりましょうがお江戸を立って二十里上方相州小田原一色町（を）おすぎなされて青物町大登（を登り）へおいでなさるレバ（れば）欄干橋虎屋藤右衛門ただいまは剃髪いたしてエンサイと名乗りまする
丸鳥（元朝）より大晦までを（お）手にいれまするこの薬は 昔ちんの栗の島人（国の唐人）ういろうという人はガチョウ生きたり（我が朝へ来たり）帝へ3台乗り（参内の折）からこの薬を深く米沖モチュール（込め置き用うる）時は一流（粒）ずつ冠の隙間より取り出す よってその名を帝より頭ちんこ（透頂香）と賜るすなわち文字にはいただきスク匂いと書いて とうちんこうと申す
ただいまはこの薬殊の外世上に広まり方々に似せ看板追（を）い出しいや小田原の灰俵の三田藁の炭俵のといろいろにも押せ（申せ）どもひらがなを持ってういろうと印は親方円債（斎）ばかりもしやお立会いのうちに熱海か塔ノ沢へ湯治においでなされるか また wiseco 三宮乗り（又は伊勢御参宮の折）からは必ず門違いなされまするな
おのぼりならば右の方を降り（お下り）なれば左側発泡が休むの（八方が八棟）表がみつむね玉堂作りハーフ（破風）には菊に切りの頭（桐の棟）の御門（紋）を後斜面（御赦免）があってケーズ精器（系図正しき）薬でござる
いやさ以前（最前）より加盟（家名）の自慢ばかり申しても ご存じない方には正真の胡椒の丸呑み白河夜船 さらば一流（粒）食べかけてその君愛を身につけましょう（気味合いをお目にかけましょう）
まずこの薬を火曜に生きる下（かように一粒舌）の上に乗せまして服ない長女（服内へ納め）ますると いやどうも家には（言えぬは）一心配管（胃心肺肝）が健やかになりて薫風喉より来たり高級美容（口中微涼）を生ずるが如し 余剰（魚鳥）きのこ麺類の食い合わせその他万病即効あること神の如し さてこの薬第一の奇妙には下（舌）の回ることがゼニゴマが裸足で逃げる ちょっと下（舌）が回り出すと矢も盾もたまらず（ぬ）じゃ
そりゃそりゃそうだそれは（そらそりゃ）回ってきたは回ってくるはあわや喉さたらなぜ頭にハゲさし4（サタラナゼツにカゲサシ音）鱧の二つは唇の慶弔（ハマの二つは唇の軽重）配合（開口）爽やかにアカサタナハマヤラワ おこそとのほもよろを一つへぎへぎに縁法師（へぎほし）はじかみ本まめぼん米本ごぼう（盆豆盆米盆牛蒡）積立つみ摩滅に山椒（摘み蓼摘み豆摘み山椒）書写山の社僧場（僧正）こごめのなまがみこごめのなまがみこんこごめのこなまがみ首都秘術（繻子緋繻子しゅしゅしゅっちん（繻子朱珍）親もかしこも貨幣親貨幣貨幣貨幣貨幣（親も嘉兵衛子も嘉兵衛親嘉兵衛子嘉兵衛子嘉兵衛親嘉兵衛）古栗の木の古切り口雨合羽バカまぬけ（か番合羽か）鱧皮が剥がれたがき浜川下版（貴様の脚絆も皮脚絆我らが脚絆も皮脚絆）しか袴のしっぽ転びはりはり流れるで縫ってちょっと文出せ（しっ皮袴のしっころびを三針針長にちょと縫うて縫うてちょとぶんだせ）カワラナデシコの石竹ノラ如来如来如来如来 （のら如来のら如来三のら如来に六のら如来）ちょっと先のこと気におけるな（ちょっと先の御小仏におけずまずきゃるな）細溝にどじょうにょろり今日（京）のなまだらならなままながつおちょっとしごかんめおちゃたちょちゃたちょちゃたちょちゃたちょ 青竹茶筅でお茶ちゃっと達（たちゃ）来るわ来るわ何が来る荒野の山のおこけら小僧狸8匹八尺で（箸百膳）天目百杯棒800本武具馬具武具馬具六（三）武具馬具合わせて武具馬具六武具馬具きくくりきくくりみきくくりあわせてくくりむきくくりムギムギムギ（ミムギゴミ）あわせてむき込み込みの（麦ごみ六麦ごみ） あの長押の長野稲田（長薙刀）は誰が投げ市（長押）のながなぎになったぞ（長薙刀ぞ）向こうの胡麻がらはへ（え）のごまがらかまごまがらかあれこそ本の孫（真ゴ）マガラ がらぴいがらぴい風車おきゃがれこぼしおきあがりこぼし（おきゃがれ小法師）夢（夕べ）もこぼしてまたこぼした tarp to tarp 久保尻からずっとポタポタっぽい町だこ（たあぷぷぽたあぷぷぽちりからちりからつったっぽつったっぽ一丁ダコ） おちたらにテクを 見（煮）ても焼いても食われるものは 五徳鉄球金熊童子に イシモチトラクマトラキス中にも当時の羅生門には 茨木童子がうで栗五合 掴んで欲しいアルカ（おむしゃる）来航（かの来光）の膝元サラズふなきんかんしいたけ定めて五反田 す（そ）ばぎりそうめんうどん過去新発意（か愚鈍な小新ぼち）お店の子下の貢献にお味噌が壊れるそ（小棚のこ下の小桶にこ味噌がこあるぞ）こ杓子こもってこすって来（こ）よこせ 夫が10だ（おっと合点だ） 川崎神奈川保土ヶ谷戸塚は走って行きがや伊藤（やいとを）擦りむく三里ばかりが藤沢平塚大忙しや小磯の宿を7つを消（起き）して蒼天曹操（早天早々）相州小田原東ちんこ（透頂香）隠れござらに貴賎くん所（ござらぬ貴賤群衆）の花のお江戸の華ういろう あれあの花を見てお心をおやわらぎやとゆうくぶこはるこ（産子這う子）に至るまで このういろうの子（ご）評判 ご存じないとはもう去り（申され）マイマイツブリ（マイツブリ） 角田聖望（角出せ棒出せ）だせぼうぼうまゆに 臼杵にすり鉢バチバチぐわらぐわらぐわらとハメを外して今日おいでの何も様に あげでは（ねば）ならぬ売らねばならぬと息急いひっぱり 東方世界の薬の元締め 薬師如来も照覧あれと ホホ敬ってういろうはいらっしゃりません（ぬ）か

第二弾。（実際はもっとやってみたけど）試してみました。意味のわからない言葉を何とか意味が通じるように絞り出そうとしますね(笑)
特に皮脚絆は３回とも変な風に表記され、繻子緋繻子は首都秘術（滑舌の問題？）我が朝へ来たりはどうしてもガチョウと出たり、笑える表記もありました。

見にくくてごめんなさい。でもこれが限界かな。