東京オリンピックと日本文化、自分の興味関心
東京オリンピックが閉幕して一週間以上経つ。各メディアのアスリート、特にメダリストへの熱も一段落。
正直、メダリストの人間模様や人生にあまり興味がない自分に気がついた。
それらは私が個人的にどうこうしなくてもテレビが放映してくれる。
私がオリンピック、そして後も注目していたのは、各選手やメディアが日本をどう紹介するか、というものだった。
K国の日本への罵詈雑言はもはや度を越している。ボイコットを示唆しておきながらノコノコと来て、そしてこれでもかとあれこれ難癖つけていた。一体何しにきたんだろう。でもこれは無観客で各国メディアの取材対象が狭まった分、クローズアップされて日本にとっては追い風になった。K国の日本に対する度を超えたパッシングは各国の知るところとなり、今後のK国の外交に大きな影響を及ぼすだろう。
私が一番驚いたのは、ジャパニメーション、アニメの影響力。思っている以上に浸透していて、それももはや世界共通になっているといっても過言ではない。各国選手の入場後決めポーズにアニメの必殺技の動きだったり、表彰台に登ってメダルをかけられた後のポーズに使っていたりした。
しかもそれが何のアニメのどんなポーズかほぼ世界中解っているのだ。
各競技ではそれに合わせたアニメの曲を流していて、とても好評だったという。
ウズベキスタン代表はまんま競技内容の衣装、そして曲をアレンジしていたし
自転車のロードレースでお台場の等身大ガンダムフィギアの前を通過し、その映像が各国に流れた時「日本だ~」と歓声が上がったという。
開会式にアニメが題材になかったのはむしろ意外だったという。
今オリンピックに出場した選手は日本のアニメを見て育った世代なのだ。だから日本に行くと決まって、アニメを引っ張り出さないわけがない、そう語っていた。
日本の政府の頭には日本文化=テクノロジーや畳だったりだとか歌舞伎だったりだとか、あるいは忍者だったり着物だったり。
今の世代の海外勢からしたら、日本はアニメ大国なのだ。
あまりテレビで話題にしないのは、おそらく放映権の問題だろう。無観客でなかったらもっと盛り上がっていたであろうと思うと、残念で仕方ない。
それから各国のメディアが絶賛していたのは「某コンビニ」だ。ある国のメディアはコンビニに行って買ってくる食べ物を毎日SNSにあげていた。どれも美味しく、衛生にも問題なし。種類も豊富。外出規制で食べ歩くことができなかったが、そんなものは全然問題ではなかったという。さらに「これがオリンピック期間だから、ということではなくて、常にこの状態だ」ということ。
次にボランティアの方々の親切さ。誰に接してもいつも笑顔で親切丁寧。一部ボランティア管理の杜撰さと、問題があった事もネットでニュースに流れたが、それだけでほぼボランティアの悪い話題はのぼっていない。ボランティアという性質上のこともあるだろうが、ボランティアの方々には本当にありがとうございますと言いたい。
コト、上の方の不祥事続きで大丈夫かなと思ったけど、概ねいい感じでよかった。
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