時流 これが風の時代ということか

東京オリンピック真最中。色々なゴタゴタがありすぎて、オリンピックの主旨が変化した。招致した当初は「東日本大震災復興五輪」だったはずが、「多様性と調和」になっている。
これが「風の時代」なのだろうか。

時折、1964東京オリンピック時と比較検討されるが私は2018年のラグビーワールドカップ招致、開催と比べてしまう。東日本大震災からの復興、といえば、2018年のラグビーワールドカップ招致のが合っていたと思う。そしてあれは大成功だった。
これは当初はそんな注目度もなく、利権もそんなに絡んでおらず、しがらみも少なくて、いい意味で自由にやれたからだと思う。
 立候補した選手村で独自におもてなし方法を考え、迎え入れ、どこでも感激され感謝された。いつの間にか人気に火がつき、気がつけば一大ムーブメントとなっていた。
そして多様性と調和という時流の流れにも乗っていた。

東京五輪も同じくらいの事ができるだろうと私は期待していた(私自身は何もしていないが)
が、東京五輪は規模がでかすぎた。いや、でかいことで、はなから注目されている事で利権が絡み過ぎて自由度が効かなくて、コロナの影響もあっただろうけれど、なくてもラグビー招致の時のように日本人がリスペクトされる程の感動を与えることは出来なかったであろうと。

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