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私のかっこいい

近所にないのでター○ーズコーヒーに入った事がなかった。

近所にあるのはドトー○コーヒーとス○バで、入りやすさ、値段等の都合でほぼ、ドトールに入る。

が、この日は出先でカフェがター○ーズしかなくて、でも小休止もしたかった。

ので、値段や、できれば軽食も取りたかったのでそのような物が売っているかどうか、支払い方法なども確認すべく、しばらくカウンター回りをウロウロしていた。

結果、そそるドリンクがなく、本日のコーヒーメニューがあったのでカウンターで聞く事にした。

散々カウンター周りウロウロしていたからカウンターにいた接客姉さんにこやつ、初心者か?
だと思われたに違いない。

「本日のコーヒーってなんですか」

聞いた私にカウンターの人は「ブラジルです」続いて「結構スタンダードなコーヒーで・・・」

と説明しようとしていたお姉さんに間髪入れず「それ下さい」
お茶請けとしてクッキーも買った。
サイズは?というお姉さんに「一番小さいの。」
店内でお召し上がりですか、「はい。」
紙コップでの提供でよろしいでしょうか「はい」
トレー使いますか「無くて大丈夫です」

最初のブラジルの説明をしようとしたところ以降からは明らかにお姉さんの対応が変わった。

実は一時期コーヒーに凝った事があり、メジャーな豆なら好き嫌いができた。だからブラジルと聞いてすぐにそれにした。

ちなみにモカが好きではない。
酸味の強いコーヒーは好みではないのだ。


何ってこの時の私ちょっとカッコよかったかもって思った。

見た目は明らかに中年女性。その中年女性が何やらウロウロしている。お姉さんは腹ン内でセルフサービスだよ〜だとか色々この人解っているのかな〜と思っていたに違いない。

その人が豆の名前聞いて即決したのだ。

カッコいいでしょ、と自画自賛しておこう。



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