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七色に輝く、青一色の空

はじめに(๑╹ᆺ╹)

こんそめです。そらともしてます、れーよん31といいます。

2020年5月15日、ときのそらちゃんは20歳の誕生日を迎えました。本当におめでとうございます。
私自身そらちゃんの誕生日を迎えるのは3度目ですが、一昨年はTwitterアカウントを持っておらず、昨年はそらともの企画に参加したのみであったため、初めて個人としてお祝いツイートをしました。

ケーキ製作の裏話もいつかのイベントでしたいですね(๑╹ᆺ╹)

さて、20歳の誕生日に合わせて発表された新曲、『青空のシンフォニー』ですが、作詞作曲のどちらもそらちゃん本人が担当した楽曲でもあります。
今回はこの曲を聴いて私が感じたことや考えたこと、この曲のプロトタイプである『七色のメロディー』との関係性について主観的に書いていきます。私の言葉から、この曲に少しでも興味を持ってくれると幸いです。

(引用文は歌詞で、太字部分は七色のメロディーとの対比を示しています)




1.応援してくれる「仲間」の存在

まず、1番の歌詞から触れていきます。

がんばることに夢中で 後ろを見る余裕もなかったよね
ふと深く息吸って周りを見渡したなら きっと見つかるよ キミの居場所が
いつだってキミを支えていきたい 怖がらないでね こっちを向いてよ
小さな一歩 踏み出したときから 未来は変わってくはずだよ
どんなときでも 傍にいるから これから先もずっと一緒だよ いつでも見守っているからね

絶対に叶えたい夢、そしてそれに繋がる目標を掲げて走り出したはいいものの、つい行き急ぎ過ぎてしまい、自分では独りで頑張っているようにしか感じられなかった。でも、落ち着いて辺りを見ると、自分のことのように応援してくれ、辛いときに声をかけてくれる人がこんなにも沢山いたんだ。
この先どんなことがあっても、私はそんな君の味方だよ。君のことが大好きなんだよ。ずっと近くで応援してるからね。

どこか『フレーフレーLOVE』にも繋がるような、そらちゃんからの全力のエールを受け取れる、優しくて温かいフレーズです。イントロも優しいタッチで始まるのでより彼女の穏やかでほんわかした、強い想いを感じれるのではないでしょうか。

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前述の曲同様、この歌詞からはそらちゃんからキミ=そらともへ向けたメッセージであると共に、そらともからそらちゃんへ向けた大好きと頑張れを伝えている言葉とも読み取れます。
そこに加えて、私はキミ=ホロライブの後輩の仲間達と感じ、先輩であるそらちゃんからの経験を基にしたメッセージとも受け取りました。

七色のメロディーでの歌詞対比①
いつだって君を支えていきたい ひとりじゃないんだよ こっちを向いてよ
陽だまりみたい 明かりを見つけたら 未来は変わっていくはずだよ

特に気になったのが
ひとりじゃないんだよ→怖がらないでね の変化です。
これはホロライブの後輩、特に最近デビューしたばかりの子が大先輩であるそらちゃんのことを恐れ多い存在と見ていることを表し、それに対し優しく接してくれるそらちゃんの構図が目に浮かびます。
私は個人的に某大天使メイドさんや某PP天使さんに代表される限界ムーブを見るのが好きですが、もっとフリーダムにそらちゃんと話すコラボも見てみたいです。某エリート巫女さんがちょうど良い関係なのかなって。
脱線しましたが、ホロライブの一員としてデビューしたその瞬間から明るく楽しい未来が待っていることを、箱として誕生する以前、自分とえーちゃん、あん肝しかいなかった頃を知っているそらちゃんは語り、安心させているのではないでしょうか。NSS以降急激に成長を続けているホロライブ、その環境の変化に追いつけてないような子に大丈夫、私がついてるよと優しく声をかけている姿を想像するとやはり嬉しく感じます。

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2.支えてくれる「そらとも」の存在

続いて2番です。

夜空を見上げひとり 泣き出しそうな私を包み込んでくれたのは
「大丈夫だよ」その何気ないキミの一言 不思議と力が溢れてくるの

止まりたくない自分に嘘はつけないから 私今もここに立ってるの
光り輝く 青色の海 忘れられない思い出をまた キミと一緒に作っていきたいの

ここではストレートに、キミ=そらともと考えて聴きました。
今ではVtuber界を代表する存在になりつつあるそらちゃんですが、全てが順風満帆に進んだわけではなく、歌詞のように一人で思い悩んだこともあったかと思います。誇張しているつもりはありませんが、そんな彼女に溢れるくらい沢山の声援を届けたのは紛れもない我々そらとも。ワンマンライブ「Dream!」でそらちゃんが何度もそらともに感謝を伝えていたように、何気ない一言(そらちゃんすきが直ぐに思い付く)が彼女の活動のエネルギーとなっているのであれば、これ以上のことはありません。

七色のメロディーでの歌詞対比②
夜空を見上げひとり 泣きたくなる日だってあると思うけど
そんな時には まわりの音に耳をすませて 君を呼んでる 声聞こえるよ

歌詞の変化を考え、まわりの音に耳を澄ませないと聞こえなかった声キミ=沢山のそらともという明確な存在になったことが感じられ、最初に聴いて少し泣きました。その声があるから、彼女は止まりたくない。「止まらねえぞ」がホロライブ全体の合言葉になったのもそらちゃんの強い決意があったからだと思っています。

そしてサビの部分。「光り輝く 青色の海」あの歌を感じたそらともさんは自分以外にもいるのではないでしょうか。後述の「夢」にも続きますが、キミと一緒に、忘れられない思い出を、あの時の空で作りたいワンマン歌唱時のそらともの大合唱が脳裏をよぎり、そこでまた泣きました。2番は心に刺さります。

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3.夢

ここでは1番と2番のサビのラストフレーズを抜粋します。

1.諦めないで空に向かって手を伸ばしたなら
たしかに見えるよ 輝く星が
2.あのステージの奧に見える夢の先まで
必ず連れてくと約束するよ

この文章を読んでいる皆さんは、幼い頃に抱いた「夢」を覚えていますでしょうか?恥ずかしながら、私はサッカー選手や芸能人などたくさんの輝かしい職に憧れをもっていましたが、大学2年生となった今では一般企業の就職を第一に考えています。
何故こんな話をするかというと、小さい頃に母親と観に行った横浜アリーナでのコンサートで、
「いつか娘がこの場所で歌う姿を最前列で見たい。」
母親のこの言葉を十数年経った今でも大切にし、そのステージに立つことを追いかけている一人のアイドルのことを伝えたかったからです。

夢を諦めることはとても簡単ですが、2017年9月7日のデビューから今日まで変わること無くひたむきに努力することは言葉にし難いくらい難しいと思います。しかし、その積み重ねは間違いなく夢へと近づいています。
2番の「必ず連れてくと約束するよ」という言葉からは我々そらともを、そして彼女の愛する母親を横アリのステージへと連れて行くんだ、そんな彼女の決心が強く伝わってきます。「夢の先」の部分のみ歌声に変化をつけていたのもその気持ちが乗り移ったのかなと感じました。
横浜アリーナでのワンマンライブ当日、ずっと夢だったステージに立ったそらちゃんが見上げる空は青色の海のように光り輝いているのかなとも考えたり。そらとも全員でその景色を見ましょう。絶対に。

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4.ラスサビの変化と「七色」が示す意味

最後に、歌のラスト部分で感じたことを紹介します。

辛い時でも 苦しい時も みんなで手をつないで進もう 曇っていた心晴れるよ
一人一人の言の葉が虹のように空へ ひろがりつくるよ 七色の世界
ここから新しい時が始まるわよ

七色のメロディーでの歌詞対比③
辛い時でも 苦しい時も みんなで手をつないで歌おう 曇っていた空も晴れるよ
一人一人の言の葉が虹のように空へ ひろがりつくるよ 七色の世界
ここから新しい時が始まるわよ

正直、この文章で私が一番書きたかったパートです。
『七色のメロディー』では、みんな(そらともと捉えた)で歌えば、どんな逆境もハレバレ元気に乗り越えられるよ。そらともと一緒に無限の可能性を秘めた世界がこれから始まるよ!と要約出来ます。

この曲が初めて歌われたのは2018年3月27日(よく見たらDreaming!の発売一年前)の生放送、まだ旧衣装でホロライブが存在していなかった頃でした。
無限の可能性と上記しましたが、当時のそらちゃんは今を全力で生きている、この先どんな姿になっているか全く分からない、けど明るい未来、虹色に輝く未来がきっと待っているから一緒に行こうという良い意味で無邪気で可愛らしい姿を感じられました。

そこから2年の時が経ち、そらちゃんを含むVtuber環境は一変しました。新たに誕生した箱や新人、Vの世界から卒業した友人が数え切れない程いる中で彼女は何を思ったか。

私は『青空のシンフォニー』における七色Vtuber一人一人が放つそれぞれの個性だと考え、そのVtuber文化を代表しているのがときのそらの青色であると感じました。
ホロライブメンバーが何かしらの記念に行う凸待ち配信やテレビ、雑誌でそらちゃんが登場した際にいつも
「○○ちゃんのことを、ホロライブのことを、Vtuberをよろしくお願いします。」
と言っているのが私はとても印象的です。昨今ではVtuberが多くのメディアで紹介され、テレビのメインMCやラジオのパーソナリティを務める方もいます。その礎を築いてきたのはそらちゃんのような2017年にデビューした方々だと思います。中でもそらちゃんは「個性が無い」と悩んでいた子です。そんな彼女が快晴の青空のように綺麗で澄んだ青色というときのそら特有の個性を持って、多種多様なVtuberの七色の個性を導く存在となっているのではないだろうか、そう思いながら聴いて泣きました。(何度目)
これからデビューしようと考えているVtuberの心にある不安をハレバレさせ、一緒に進んでいこうと手を差し伸べてくれる姿も見えます。

Vtuberの未来を、七色を導く「青色のシンフォニー」で作っていきたい。それが20歳の決意なのかなと勝手ながら考えました。

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おわりに(๑╹ᆺ╹)

一曲の感想にしては長すぎたかもしれません。
ですが、この曲には確かにときのそらの筆跡、旋律を感じることが出来ます。オリジナル楽曲の一つとして大切にし、いつの日かライブで歌ってくれることに期待しつつ、文章を終えたいと思います。
ここまで読んでくれてありがとうございました!

そらちゃん!20歳おめでとう!
これからも応援しています!
大好きだよ!!!

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