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介護業界の将来性とは!介護業界の現在と今後について紹介

今まで介護業界で尽力してきたり、これから働こうとしていたりする方の中には、介護業界の将来性が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。結論からお話しすると、介護業界は将来性にあふれているといえます。一生の仕事として選ぶに値するだけの理由を持っている世界です。この記事では、介護業界の現状を踏まえつつ、なぜ将来性があるといえるのかを解説していきます。

目次 
①要介護者は年々増えている
②介護業界は人手不足の状況である
③子が介護する時代は終わりへと向かう
④介護職は将来性がある!
  •需要はどんどん増していく
  •年齢・性別・学歴に関係なく、誰でも活躍できる
⑤処遇の改善が進んでいる
⑥介護業界は日本に必要な業界!


要介護者は年々増えている

介護を必要としている人を「要介護者」と呼びます。そして、日本では要介護者がどんどん増えています。内閣府の「令和元年版高齢社会白書」によると、日本の高齢化率は28.1%です。総人口1億2644万人(2018年10月1日時点)に対し、65歳以上人口は、3558万人を記録しました。
また、65歳〜74歳の人口は1760万人で、総人口に占める割合は13.9%です。さらに、75歳以上の人口になると1798万人で、総人口における割合は14.2%となります。すでに75歳以上の人口は65歳〜74歳の人口を上回っているのが現状です。このペースだと、2065年には、およそ2.6人に1人が65歳以上で、およそ3.9人に1人が75歳以上になる見込みです。
中でも、75歳以上の人々の多くは要介護者に該当します。平成30年度 介護保険事業状況報告によると、2018年4月時点で要介護者に認定された人の数は658万人(第1号被保険者は645万人、第2号被保険者は13万人)で、2000年の調査結果と比較すると、2.57倍となっています。

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