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インタビュー初心者ならではの学びを積み重ねていきたい恐らく第一弾

こんばんは!毎日寒いですね。
いつの間にかお正月ボケは解消された(?)のですが、極度の末端冷え性でこたつから出られない日々が続いています⛄
そんなこたつからお届けする今月のnoteは、前回記事の予告通りユーザーインタビューで学んでいることについてです。

絶賛修行中の身ではありますが、備忘&継続して心掛けるぞという想いも込めて現段階での学びや意識して取り組んでいることについてお話ししていきます。
あくまでわたしが大切にしていることであることと、一部そらそうだよね的な内容も含まれていると思うので、この先は温かい心で見ていただけると嬉しいです。
今月もよろしくお願いします~!



土台にあるのは『ラポール形成』

インタビュー(インタビュアー)を実施するにあたって、ぜひ調べて見ておくといいよと教えてもらったのがラポール形成です。

ラポール(rapport)
言語学,心理学用語。主として2人の人の間にある相互信頼の関係。すなわち,「心が通い合っている」「どんなことでも打明けられる」「言ったことが十分に理解される」と感じられる関係。カウンセリング,心理テスト,教育などの場面で重視される。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

初めましての状態から始まる会話も、ラポール形成を用いることで信頼関係を高め、あんしんして話せる状態にすることが肝心なのだと理解しました。

以降でお話しする学びは、ラポール形成のテクニックも一部含んでいるのでお手本となるものを冒頭に置いておきます!

https://hrnote.jp/contents/soshiki-rapport-202200401/


1.全力笑顔で感謝を伝える


第一印象ってめちゃめちゃ大事だなと。これは仕事だけではなくプライベートでも、あらゆる場面で感じています。
本社で実施しているインタビューについては、わたしは何回も経験があるし手元にスクリプトだってある。わたしがお客さまだったら「本社」ってだけでなんとなく堅苦しいイメージというか、アウェーだし緊張するよなと思います。
インタビューが始まる前に少しでも緊張をほぐして、なるべく自然体で話してもらえるようにするのもインタビュアーの務めだと感じているので、お会いした瞬間はちょっと大袈裟くらいに全力笑顔でとにかく感謝の気持ちを伝えるようにしています😊
もちろん帰るときも😊


2.沈黙を恐れずに傾聴する


お客さまによって話すペースやリズム、全然違います。
もちろん台本は持っていないし100%アドリブで答えてくださっているということもあるので、伝えたい言葉がすぐに出なかったり、言葉を選んでお話ししてくださっている場面も多く見受けられます。
インタビューにおけるすべての項目を最初から最後までスラスラと初対面の2人が会話できるというわけではありません。
「それってこうですよね?」と言いたくなる気持ちをぐっと抑えて、発言を邪魔しない適度な相槌を打ちながら微笑んで待つ。その間は一言一句お客さまの発言を丸暗記するつもりで聴く。とにかくまずは絶対に聴く。


3.お客さまの真似をしてみる


● あごに手を当てて考えてみる
● 水を飲んでみる
● 同じタイミングで笑ってみる などなど
ラポール形成の「ミラーリング」を少しずつではありますが実践してみています。案外難しい。
これを上手くできると、自然と共感ポイントが増えたり、お客さまとの間でなんとなくですが一体感が生まれてくる気がしています。
気づかれないようにさりげなく、あくまで自然にやることがポイント🔰


4.やんわりコントロールする


これは完全に我流ですが、“やんわり”がポイントです。
話しの流れをがっつりコントロールできるスキルがわたしにはまだ備わっていないのと、個人の特性として基本的に話の主導権を握りたくない。に近いです。
私自身、話すことよりも聞くことが好きなので、基本的に相手が気持ちよく話している状態をキープしたいというのは常日頃考えているのですが、インタビューの場合は時間が限られていたり、聞きたいことも多いのである程度のコントロールが必要だと感じます。
理想としているのは、お客さまにはなるべく好きなペースで好きなだけ話してもらいつつ、こちらで少しずつ話しの方向性をずらしていって、聞きたいことを網羅しながら深掘りしていくこと。(実際にやるのは本当に難しい!けど楽しい!)
「ちなみに」「逆に」「とは言っても」など、たった一言ですが、どの接続詞から話し始めるかでやんわりコントロールできるのではないかと思い、言葉やトーンを使い分けながら上手いやり方を模索中です。


5.行動と表情を観察する


話してる言葉の裏側には本心があって、表情を見ればそれが本音か嘘か一発でわかったりします。
目の周りの筋肉に不安や戸惑いを感じたり、口元で緊張感を汲み取れたり、わかりやすく首を傾げることや明らかに顔色が変わることも。
発見や癖だけではなく、細かいところに目を向ける意識をするだけでもリサーチって楽しいな奥深いなと感じることができます。
これはラポール形成の「キャリブレーション」に近いかもしれません💡
余談ですが学生の頃に少しだけ心理学を学んでいた経験もあり、相手の心を考えることはすごく好きなのと、心が変化する過程やきっかけには興味があります。学生時代の学びも掘り起こしながら(バイアスには注意しつつ)、現在の学びを掛け合わせて少しずつアップデートしていきます!


場数を踏ませていただける環境に感謝


1~5のポイントは微々たる学びではありますが、いずれもとても大切なことだと実感しています。
どのような経験もそうですが、見ていてただ感じることと実際にやってみて自分自身が体感してみることはやはりまったく別物。特にお客さまインタビューにおいてはそれを全身で体感することができます。
「次はもっと話す速度を落としてみよう」「この部分の聞き方こういう言い回しに変えてみよう」など、こちらもある意味アジャイルで次回に向けた軌道修正をおこないながら実践を繰り返していくことで、インタビューの精度も上がってきているのではないかなと(思いたい笑)、上げていかなければいけないなと、日々感じています。
なので、このような土俵というか機会を与えてくださる環境には感謝しかありません!ありがとうございます!


最初は正直、超絶プレッシャーだった🤢


こうして振り返ってみて気づいたのが、まさかこんな感じでポジティブに学びを積み重ねよう!的なマインドになるとは想像できないくらい初めは不安やプレッシャーまみれでした🤢
もともと緊張しやすいタイプではあれど、ここまであがってしまうとは。自分にガッカリして本気で滝行を計画したこともありました。(未だ行きたい気持ちは密かにある)
その時期はとにかく、上手く話しが続かなかったらどうしようとか、きちんと仮説検証できるかなとか、オブザーバーめっちゃ見てるよなとか・・・・色んなことを考えて悶々と悩み抜いた結果、本番でガチガチに緊張をしてしまうといったことも。
それでも、悔しいなという気持ちだけで終わらせるのではなく己のスキル不足にきちんと向き合って振り返りをして、自分の言葉で問題と課題を言語化しながら諦めずに実践し続けたことで、楽しい!と思えるようになったり、現在のマインドに至ることができたのだと感じています。
この先も何が起こるか分かりませんが、これまでの経験が必ず糧になると信じて前進あるのみ!


おしまい

今回の第一弾を土台に、今後もさまざまな学びを蓄積して探索も検証もできるスーパーインタビュアーを目指して精進します!
今年もたくさんのお客さまとお会いできますように。

最後までお読みいただきありがとうございました!


μTune続編公開されました♪

前回ご紹介させていただいた前編に続き、中編と後編も公開いただきました!全3話、併せてご視聴いただけますと嬉しいです!✨

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