言いづらいことを頑張って言った話
皆さんには、人に言いづらいこと、ありますか。
歯に青のりがついてるよ、とか。
鼻毛出てるよ、とか。
これはもちろん言いづらいだろうけど私は、
自分の本心を言うのが苦手です。
私のわがままだしな…
これ言わなかったらこの場は丸く収まるしな…
私が我慢すれば相手は問題ないだろうしな…
って考えちゃうんです。
お腹すいたとか、あれが可愛いとか、
昨日のドラマの感想とか、
そういう重要度の低いものはスッと言えます。
ただ、高いものはかなり難しい。
でも先々週くらい(結構時間経ってるな)、
やっとやっと言えたんです!
部署異動希望!
話を進める前に、これまでの流れを書いておきます。
2020年4月、給食委託の会社に就職。
2021年3月、彼氏を追いかけて退職、引っ越し。
(↑この話はまた今度書きます)
2021年4月から現在、商社に営業として就職。
って感じですね。
問題が「営業として就職」なんですよ。
今の職場に入社するべく面接をした当初、
「営業サポート」の職種で面接をしたんです。
うちの会社で言う営業サポートとは、
文字通り、営業のお手伝い。
取り扱う機器について調べたり、デモをしたり。
縁の下の力持ちみたいな感じです。
しかし面接の時。
面接官の人事の方から言われました。
「営業サポートしたいってことだけど、とりあえず営業として入ってもらってもいい?あとから部署異動できるし!」
面接の時にそう言われたら答えは1つしかないでしょ。
首を振ればたぶん落ちる。確実に落ちる。
元気よく返事をして、晴れて入社しました。
ただ、元々やりたい仕事ではない職種だから、
モチベーションは常に低いです。
自分の意見を伝えたくても、
社員の希望を集める目安箱なんてないし、
面談の機会もありません。
でも営業だから、自分が担当するお客さんはいっぱい、
けっこう目標値高めの数字設定。追われる日々。
…部署異動したいなぁ。
憧れのあの部署はなんだかキラキラして見えて、
なんでやりたくないことやってんだろって考える日々。
休憩中に転職サイトを眺めたり。
ダメ元で言うだけ言ってみるか。
そう決意ができたのは、
入社してから2年と9ヶ月経ったころでした。
さて、前置きが長くなりましたが、
ここからが今回の本題。
めちゃくちゃ頑張りました。
希望部署の先輩にも話を聞いてもらって、
「私、今日上司に言います!」
と高らかに宣言。
背水の陣だこれが。
上司に伝えるためには、
まず話を聞いてもらえる環境を作らなきゃいけない。
「今お時間いいですか?」
この言葉が出るのに1時間かかりました。
心臓がバクバクして喉がカラカラになって、
なんとか絞り出しました。
上司は「いいよー」と軽い返事。
まさか部署異動の話が来るとは思ってないだろう。
デスクを立ってミーティングルームに入った時、
ようやく気付いたようでした。
まぁ仕事の話ならデスクででもできるもんね。
「実は部署異動を希望してまして…」
自分の気持ちを全部伝えました。
緊張して上手く話せなかったけど、
わたしの話を遮ることなくきちんと聞いてくれました。
本当にありがたい。
「今すぐは難しいかもしれないけど、とにかく上には伝えておくから」
そう言われて、話し合いはひとまず終了。
めちゃくちゃ心が軽くなりました。
2週間くらい経った今、
上の人から何も言われないから、
もしかしたら上司は上に伝えてないかもしれないけど。
でも伝えた事実はある!
今すぐは無理でも、
人を動かす時に考慮してくれるかもしれない。
ま、ダメならこの会社辞めてやるしな。
運命とは自分で切り開くものだって
承太郎も言ってたから。
めちゃくちゃ言いづらいことでも、
初めの1歩が怖いだけで、転がり出したら
あとは自然に動いていくから。
分かってるけど難しいんだよなぁ。
でも本当に本当に頑張ったから、
こうやってノートに残しています。
特に何が伝えたいわけでもなくて、頑張ったから!
よくやった自分!
もし異動できたり、はたまた辞めたりしたら
それもまた書いていこうかな。
ここまで読んでくれた皆さん、
ぜひゆる〜く応援しててください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?