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対位法を習得したい!⑤第一部・第一篇 運声法(9〜11)

やっと第一部の運声法の基礎の最後まできました。

数ページなのに、全然進まないです!

でも基礎を落とすと先がわからなくなりそうなので、できるだけ理解できるように頑張ります!



運声法

⑨トリトヌス

トリトヌス(Tritonus)
はじめて聞きましたけど、三全音(全音が3つ分)と書いてあったのでトライトーンの語源なのかな?

⑥の禁音程の項で増4度は使えないよ!と説明があったのですが、ここでは増4度を外側に持つ音群でもダメだよと、外側てなんやねん?
となったのですが、順次上行していく

F→G→A→B

B→A→G→F

のように下がっていく音群の最初と最後が増4度になるのもダメだからね!

だそうです。

こういう形になったときは

F→G→A→Bを

F→G→A→Bb

下がっていくときは

B→A→G→Fを

Bb→A→G→F

にしてねと。

ただし

F→G→A→B→C

のように通りすぎていく場合は、そのままで良いそうです。

⑩対照的な1対をなす楽句

運声法のルールの中で一番わかりにくかったです。

要するに同じような固まり(フレーズ)を連続させたら、拍感が出てしまうから使うなよと
とくに4音で規則性のある旋律を繰り返す
例えば、

C→G→F→E

D→A→G→F

この2つは「完全5度上に跳躍してから順次進行で下がってくる」という規則性があるので、並べたらダメってことです。

ここまでは良いんですが

2つの音符で1組のものでも前後の関係次第では対照感を持ってしまい使ってはいけない響きになるから注意してね

の説明がわかるようでわからない
前後の関係ってどんな関係?その例がないんです。

ここはOKな例とNGの例を載せておいて欲しかったー!

違う本で調べてみるしかなさそう・・・
対位法の添削をしてくれる先生もいるみたいなので、いずれやってもらいたいと思っています!

とにかく
拍子感をだすな!
です。

11番は古楽譜の説明でした!面白かったのですが運声法とは、少し離れた感じがあるのでここでは割愛します。


まとめ

運声法がやっと終わりました!

ルールがたくさんあるので、実際に単声曲を作って覚えていきたいと思います!

頭でいくら覚えても使わないと身についていかないですよね^ - ^

次から2声対位法に入るのですが、運声法の練習に時間がかかりそうなので、また着手したら
まとめようと思います。

僕はベーシストなのですが、この運声法を学ぶだけでも色々と発見があって、ベースラインを
弾いたときに思考に良い変化が出ましたよ^ - ^

音の運び方の重要性も1つ深くなり

西洋音楽の1つの「美しい旋律の正解」ってこうなんだ

というのが知れました。

まだまだ浅くて、少ししかわかっていないのに
すごい効果です。

最後まで進んだら、どれだけ世界が変化するのか楽しみです!

ベーシストさんもオススメなので、興味あれば
運声法を学んでみてください^ - ^

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