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音楽の旅 #1
旅のスタートは1977年のロンドンから始めましょう。そう、セックス・ピストルズの唯一のスタジオ・アルバム「勝手にしやがれ」が発表された年です。歴史に残る名盤です。
かたや左のキング・クリムゾンの「クリムゾン・キングの宮殿」もロックの歴史を塗り替えた1960年代の名盤です。
今に連なるロックの歴史を振り返った時、ピストルズの登場が大きな転換期になりました。ざっくり言えばそれは、ジョン・ライドンが「ロックは死んだ」と今までのロックに死亡宣告を出したからだと言われています。
本当でしょうか?それでは実際に今までのロックだったクリムゾンを聴いた後に、ピストルズを聴いてみましょう。
緻密に計算し造られた荘厳な迷宮に、土足で入り込み、わめき散らし、最後は宮殿をぶち壊して唾をはく若者の姿が想像できます。
どちらも名盤ですが、前の時代を否定する事で、ロックは新しい時代を迎えました。この後、ジョン・ライドンはパンクそのものも否定する事になります。その旅の話しは又後日しましょう。
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