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【ハライチのターン1】岩井さんの発言を考えてみた

僕はお笑いコンビ「ハライチ」のラジオ、ハライチのターンが大好きである。岩井さんの独特な視点から繰り出されるトークと澤部さんの相槌、そしてリスナーのクオリティの高さによって生み出される時間は、まさに団体芸だ。家族も寝静まった後、音量を無音から2段階上げて、携帯を枕元に置き、にやにやしながら鑑賞するのが日課である。仰向けになっているため、笑いすぎると腹筋が収縮し、甲板に打ち上げられた魚のよう体がふにゃふにゃ曲がってしまう。実家ではベッドがギシギシ音を出さないように、こらえるのが大変だった。この笑いを冷凍保存しておいて後からいただくことができたらいいのにな。なんて思っていた。

数多くの神回が生み出されているこのハライチのターンだが、お笑いコンビ「爆笑問題」とのコラボ回の、「お菓子王子」決定戦もその一つだろう。いい年したおっさん達が、一時間以上かけて、誰が一番お菓子を愛しているかをクイズで決めるのである。字面にするとより平和感が増す。

このコラボのきっかけとなった、ハライチ岩井さんと爆笑問題の田中さんとの間である論争があった。それが、好きなうまい棒の味についてである。コーンポタージュ、めんたい、牛タン塩味など数ある味の中で、岩井さんが選んだ味が「チョコレート」であったことに、田中さんが
「うまい棒のあじでチョコレートはセンスがない。おかしい。」
と主張したのがきっかけである。僕が「辛いもの大好きです!」というアイドルに感じることだ。辛いものが好きなのもセンスがないと思うのに、それを芸能界で言ってしまうのである。そんなアイドルはすぐに芸能界という辛い汁の中で、舌に感知もされない何かとなって消えていくのだろう。と思ってしまう。そういう意味では今騒がれている齋藤飛鳥はごはんのお供として「チョコレート」をある番組で上げていたので、当時僕はセンスあるなーと思っていた。脱線したが、確かに、10種類以上あるうまい棒の中でチョコレートは唯一の甘い味であり、異質であることは間違いない。
一方で岩井さんは、
「好きな味は人それぞれだろ!文句付けられる筋合いはない」と
これもその通りだ。

結局、このラジオ放送では岩井さんの趣向にケチをつけるのはおかしいと
田中さんが悪者のように扱われていた。
しかし、これはどこにでもあるリビングで行われている家族の論争とはわけが違う。「お菓子王子」決定戦なのだ。
うまい棒ではないが似たようなお菓子を目にすることはないだろうか。コンビニでも多く売られているが、放送中にも触れていた通り、うまい棒のチョコレート味も類似商品も製造会社はすべてリスカ株式会社であり、味は変わらないのである。つまり、岩井さんは「うまい棒」の中で何が好きか、という質問に「うまい棒」でなくても食べられるお菓子を回答したのである。もちろん、うまい棒公式がチョコレート味を出しているので問題なさそうに見えるが、お菓子王子として、あたかもうまい棒が好きなふりをして、代替可能商品を一番とするのはおかしい気もする。ぐりとぐらの絵本の中でも、自分が持っている三刷のこの本が一番面白い!と主張しているのと同じだ。

よって、僕の中で納得できる岩井さんの回答は
「うまい棒で好きな味は特にない。強いて言うならチョコレート味」
である。

いやー----。長々と書いてしまった(笑)
岩井さんの発言はごきぶりホイホイですね(笑)
ちなみにお菓子王子は田中さんでした
ではまた。



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