52.おせち料理は究極の願いや想いが込められた料理の集大成!!

こんにちは、恒屋です!

昨日のお正月記事に続き、今日はおせち料理について。
皆さんおせち料理は好きですか??

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私は正直あまり好きではありませんでした(笑)
子供の頃お正月はおばあちゃんの家で親戚とおせち料理を食べていたのですが、おせち料理よりおばあちゃんが作った天ぷらや唐揚げ、ポテトサラダばかり食べていました。
海外に行って、日本食の奥深さと愛情に触れてから、おせち料理が好きになりました。

■おせち料理とは
新年を迎える大切な正月の節句の日に神様に振る舞う御節料理には、 五穀豊穣、家内安全、子孫繁栄、不老長寿、などの意味を込めた山の幸、海の幸を贅沢に盛り込みます。それぞれの料理には年初めに食べるべき理由や意味が込められています。

またお母さんのために保存がきく料理を作っているそうです。

毎日家事にいそがしいお母さんたちが、せめてお正月の3日間ぐらいは料理をしなくてもいいように、とお祝いの意味もある保存のきくお料理を作りました。

参照:農林水産省 おせちってどんな料理?

■込められた意味

食材ひとつひとつに願いがこもっています。

◆黒豆
黒は道教において邪除けの色とされ邪気払いの意味が込められています。また、黒く日焼けするほどマメに勤勉に働けるよう願う縁起物です。
◆数の子
数の子は、卵の数が多いことから子孫繁栄を願う縁起物です。
◆田作り(ごまめ)
乾燥させた片口イワシの稚魚を飴炊きにした「田作り」は、片口イワシを肥料として使い豊作なったことに由来し五穀豊穣を願ったものです。「ごまめ」は「五万米」の文字をあてています。
◆紅白かまぼこ
形状が初日の出の形に似ることから用いられ、赤色は魔除け、白色は清浄を意味しています。
◆伊達巻
卵、白身魚のすり身、砂糖を混ぜた生地を焼き、巻きすで巻いてつくります。 形が巻物に似ていることから知識が増えるようにという願いが込められているようです。
◆きんとん
漢字で金団と書くことから、金色の団子という意味で金銀財宝を意味し金運を呼ぶ縁起物です。
◆紅白なます
大根と人参を酢付けしたなますは、水引をかたどっているとされ平安を願う縁起物です。
◆昆布巻き
「喜ぶ」の語呂合わせ。「昆布」に「子生」の字をあて子孫繁栄を願ったものともいわれています。
◆ちょろぎ
中国が原産とされるしそ科の一種で根の先端に出来る長細い巻貝のようなくびれ(塊茎)を食用とします。 希少性のある食材です。「長老木」「千代呂木」「長老喜」「長呂貴」といっためでたい漢字を当て、長寿を願う意味が込められています。

参照:「おせち料理」意味と由来

■最後に

こんなに自分や家族の幸せを願って作られる料理は世界中他にないんじゃないかと思うくらい、たくさんの想いがこもっていて本当にステキだなーと思いました!

ただ願っているだけでは現実は変わらないので行動する1年にすると決めつつ、日本人に生まれたからには1つでも意味が込められたものを食べるお正月にしようと思います。

以上、また更新します!


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