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甘いもの食べてから叱って

最近、誰かの仕事をチェックする仕事が多くなってきた。
自分主体ではないから、めちゃめちゃ疲れる、、、ということはないけれど、
これまでとは違った頭の一部を使っている、不思議な感覚になる。

頭ではこうだと思っていることも、人が変われば180°変わる。

「他人は自分ではない」

だからその人の意欲に任せられるように、リードしていく必要がある。
そしてその人を深く理解することが重要な気がする。
けして、理想や正論だけを押し付けてはいけない。

なぜなのか、何を求めているのか、
かみ砕いて伝える必要がありそうである。



もやもやとして疲れて帰ってきた日、頼りになるお兄さんに相談した。



うんうん、と、静かに聴きながら、全部話終えたところでゆっくりと口を開いた。

「自分自身の感情のながれもあるでしょ?」

なんとなく言葉がきつくなってしまったり、他社を受け入れることが出来ずに
もやもやしてしまって、そんな自分が嫌になるとき。
それはマネージメント業務を長くやってきたおにいさんでも、よくあることらしい。

そして、そのタイミングがどこか、考えたことはあるのかと聞かれた。

「僕の場合はね、気が付かないうちに、睡眠とか、糖分とかが抜けてるんだ」

おいしいもの食べながら、人は怒れないってゆうでしょ?
だから指示を出したり、フィードバックしなきゃいけないときは、
いったん甘いものでも食べて、自分の心と脳みそをヒーリングしてから、
取り掛かったらうまくいきそうじゃない?

そう言ってくれた。

なるほど。気づかずに、自分自身に余裕がないとき。
そして案外、忙しいようであって暇なとき。
落ち込むことがある。けれど、そんなに深刻に考える必要はないんだ。

おいしいものでも食べて、ご褒美の前借をすればいい。


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