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最後の白鵬杯。

中3、白鵬杯に出場できるのもコレが最後。

都道府県大会ベスト16、全中不出場の息子が予選トーナメントで優勝候補と当たる可能性も否定できず、けれど決勝トーナメントには行けるであろうブロックであったこと、正直ホッとしました。

予選1回戦、ロシア選手
2回戦、千葉県柏の選手(相撲どころ)
3回戦、福島県の選手
4回戦、タイの選手(想定外の150キロオーバー)

1回でも負けてしまえば終わりのトーナメント戦。
どうしても負けたくない息子が出した答えは
『立会い8割』『差して堅実に寄る』
そんな感じに見て取れました。

団体予選でポカして負けた時はどうなることかと思ったけれど、個人戦予選は安心して見ていられるといった雰囲気で決勝トーナメント(ベスト16)に勝ちあがりました。

だけど、決勝トーナメントは簡単じゃない。

茨城の篠崎君。小学生時代に柏遠征で何番か取ったけれど、その時とはもう体格がまるで違う。息子が小さく見える。

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土俵下に師匠と憧れる豊ノ島関も副審でいたんだよね(画面右)


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立会いは互角以上、左からのハズ押し。


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だけど、左を差しちゃった。せっかく相手の体が浮いたのに。
押し相撲に徹しさせたい理由として一つ、組むと一呼吸入れちゃう悪い癖があるんです。そしてココからは右側が見えず。


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その向こう、右側は・・・あ~っ!!
右脇が甘く、体格に勝る篠崎君相手に胸を合わされ、左の腕を返される。


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右上手もガッチリ引きつけられ、万事休す!!




最後の白鵬杯はベスト16止まりでした。
そして優勝したのは、またしてもソソルフーくん。
準優勝が小学4年の時に対戦したバヤルボルドくん。
なんと、モンゴル勢のワンツーフィニッシュ。

横綱白鵬は大満足だったけれど、なんか悔しい・・・。


とは言え、ココもまだ通過点なのです。
全然稽古で追い込んでいないから。週末、三島相撲クラブの稽古だけでココまで勝ちあがるのだから逆におっとろしいわ。
高校進学して相撲部で毎日稽古するようになったら、どうなるん?

まだまだ新鮮な筋肉。楽しみは尽きません。