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絶賛、遠回り中。

6月9日、東日本学生相撲選手権大会。

東洋大学はAクラスのため、団体予選開始はお昼過ぎ。
今回はパワースポットとして名高い、小網神社に立ち寄ってから向かうことにしました。

都心の小さい神社にご利益を求めて、日曜日とはいえ多くの参拝客。

個人的なお願いをするのはよくないと知りつつも、今回だけ・・・
東洋大学相撲部の必勝祈願と息子が自分の相撲を悔いなく取れるように、フルネームを伝えて真剣にお願いさせていただきました。



中学3年生の白鵬杯以来、約4年半ぶりの国技館。




九兵衛さん、今回は団体戦中堅として出場しました・・・が。

予選2試合でメンバー交代、『戦術的クビ』とのLINE。
決して悪くなかったんだけどな。
今年4月、東洋大学相撲部稽古総見の自己紹介『今年の目標はレギュラーメンバーに定着し確実に1点取れるような存在になることです』って。

上半身で相手を起こして、しっかり右四つからの寄り切り。

後の先。
チームの為の相撲を取っているように見えましたが、消極的だったとか。
わかります。昔からこんなもんじゃないだろって思ってましたから。
普段の稽古でどんだけ良い押し相撲取ってるんだよって話です。


それと比較したら個人戦は、ちょっと・・・な内容。
勝ち上がった二番の決まり手は『引き落とし』
それでもベスト16までは勝ち上がり、相手は日体大のブフチョローン選手。名前を知っている強敵に心が整いませんでした。

深い両差し、将棋に例えるなら完全な詰み状態。
この状態からでも勝てるのなら横綱照ノ富士になれます。

これはもう負けを認めないといけない相撲。
『諦めたらそこで試合終了』とかじゃなく、潔さも必要。
それは相手にも伝わったらしく、最後は優しく押し出してくれたとか。

息子曰く、大会終了後に『怪我をしたくなかった』と。
だったら相撲なんかするな、土俵に上がるなって声が聞こえてきそうなのだけれど、プロじゃないからね。学生ですから。
九州大会3位とは言え、大学上位とは心の差を感じる一番でした。


さておき、団体戦の結果は・・・
準決勝で東農大に敗れ、第3位。

笑顔のなかった写真撮影。
第3位では納得できない気持ちが伝わってきます。