新しい家族9
この変わりゆく世界
コロナの詳しい話を読んで怖さというかなるほどと専門家が恐れる部分がちょっとわかった。確かに昔の歴史ものを見ると風邪で大人がバタバタと死んでいくとかが普通にある。五木寛之の「親鸞」の中でもはやり病に・疫病それらに怯える民衆とかが書いてあるが、未知なる恐怖に対して「世界観」というのは変わる。
テト(猫)がパンを食べるというのを始めた。今まで食べたこともないし置いておいてもフーンって感じだったのが、急に病気になったように食パンを食べてすごい勢いで吐くというのをした。この自粛の中パンを主食にしなければならず、このかさばるものを戸棚にいれるということになり僕らはテトをゲージに隔離さぜるおえなくなった。
それまでは買い物なんてその日とかの分をさっとスーパで買ったり、時間がなければ牛丼とか定食とかですませていたのが、買いだめをし食材を蓄え料理をしての生活に慣れ始めた。買い物も2~3日に一回になった自宅にこもってテレビを見る生活が増えた。
正直今の報道って嘘だなぁと思う。昨日久しぶりに運動用の服を衣料店に買いに行ったらすごい勢いで車が混んでた。近くのホームセンターとかスーパーなどは3蜜というかそれ以上に混雑している。まあみんな慣れたもんで一定の間隔をちゃんととるし、レジでお金を手渡ししている人などいなかった。
近くの居酒屋さんがお店を閉めてるために弁当を作って販売すると相当の人が買っていくし、この混雑の中けっこう社会対応をみんながしている。その日久しぶりにテレビでニュースを見るとガラガラの北陸新幹線が写っていた。そもそものシャッター商店街を写していた。そして知事の「外出を控えて」が映る。偏った報道ってこんなのなのねと思う。
https://twitter.com/lullymiura/status/1256399242140119041?s=20
三浦瑠麗さんのツイートってすごく理解できる。テレビを見なかったのだけどこの頃は嫌でも目に入ってくるためきちんと聞いていると結局「食料品・生活用品などの生活必需品の需要は落ちない。なので行政でお店を閉めさすようなことをすれば閉めてない場所に買い物に行く人が増えそこが3蜜になる」
「経済格差は急激にうまれる。その差を補う国力がある国とない国とでの差もうまれる。給食用の農産物や外食に使う牛乳は廃棄されその部分の産業はなくなってしまったときに社会はどうなるかを政治も報道も理解していない」
という感じになる。本当に予言のとおりになってきてちょっとびっくりしている。これ以上自粛しても生活をしていくためのものは失われメリットがないというのは本当に理解できる。テトにもゲージにの外から自粛要請をしているのだが外に出すとまた食パン目掛けて目をランランと輝かせるので、「自粛をお願いします」とゲージに入れる。長野は夏日で30度を超えている。
汗をたらしながらこの小さな社会(アパート)で僕らは賢明にテトの説得を試みるが無理らしい。まあそれでもこの世界で生きていくしかない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?