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#トレンドクリップまとめ 2023/9/22


Twitterメディア「#トレンドクリップ」編集・発行人の計盛です。
今週のまとめを貼らせて頂きます。

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#トレンドクリップまとめ  2023/9/22
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⚠️Twitterメディア「 #トレンドクリップ」ではトレンドの波及び潮目、時代の変化のサキガケなどの視点でネット情報をウォッチして日々発信しています。そして今週のTweetからユーザー反響の高い25項目のTweetに絞って、分析して、本号の「まとめ」を発行しています。全てのTweet及び情報ソースを確認したい方は最終行に記載のURLリンクでTwilogにアクセスしてご確認下さい。


 今週のポイントは、一般道での自動運転レーン導入と、実証実験です。また、テキサス州のベンチャー企業が人型ロボットを発表し、様々な用途に活用する計画です。メタバース上の演劇にも注目です。アバター姿で演じます。イラストレーターによるキャラクターの架空モデルエージェンシーにも注目です。IT関連では、Appleの3nmチップの発表や、コンサルティング業界のリストラ、そして生成AI技術がビジネスモデルに与える影響に注目が集まっています。生成AIに関しては、「Open Interpreter」が注目されたり、京都大学が仏教対話AIチャットボットを拡張。AIを用いて好みの画像を生成できるツールなども話題です。メタバースやXR領域でも生成AI技術の進化が大きな役割を果たすと見られます。ARでの物体モデル作成やゲーム会社のバーチャルオフィスの公開などが話題となっています。さらに、日本円のステーブルコインの発行額が急増しており、決済サービスの提供に注目です。小売業界では、中国のカフェ戦争やドンキの新しいアプローチに注目が集まり、カフェでの勉強に関する秘訣も紹介されています。官公庁・自治体においては、コンパクトシティ政策の事例や東京・江戸川区のメタバース区役所開設など。大阪府の「高齢者向け生成会話AI」も話題となっています。


⭐️自動運転・ロボット関連トピック

 政府、日立市に国内初の一般道自動運転レーンを設置。来年度にバス運行を実施して 安全性確立の後に全国普及へ。 高速道路に続き、一般道では初めて茨城県日立市に導入する。先行している米では緊急車両との事故が相次いでいるそうなので要注意です。ヒト型ロボット「Apollo」発表。“工事現場から配送、介護までを謳う、なんでもロボ。テキサス州オースティンのスタートアップ企業Apptronikが、汎用ヒューマノイドを発表した。人間と協力して働くことを目的として開発されたという。


⭐️放送・出版・音楽・SaaS(BtoC)・コンテンツ関連トピック

 VR演劇は、昨年11月に開催された「マクベス」に続く公演で、今回はシェイクスピアの「真夏の夜の夢」を上演する。演者がVRChat上にてアバター姿で演技をします。上演日は11月25日、26日。イラストレーターの #tamimoon さんが運営する架空モデルエージェンシー では自分が描いたイラストたちに年齢や趣味などの設定を与えてモデル化。企業側はそのモデルに仕事を依頼したりコラボするという仕組みとの事。イラストレーターの付加価値仕事として定着できると良いですね。ABEMAの番組「世界の果てに、ひろゆき置いてきた」プロデューサーの高橋弘樹氏が ABEMAの底力に言及しました。「たぶんあと数年で黒字にするんだと思います」 この番組では、テレビの作法をネット動画に持ち込んで、成功しているワケですね。親会社は本業のネット広告が生成AIのせいでリストラしていますから、今後に注目です。米モンタナ州では来年 に法律が施行され、TikTokが禁止となります。 「我々は実験台か」との住民の声も上がっています。ネットの自由と対中強硬の間で 揺れています。農村などの保守政党の地域では、同様の展開が起きるかもしれません。


⭐️Sier・IT・SaaS(BtoB)・AI関連トピック

 Appleが世界初の3nmチップ「A17 Pro」を発表しました。GPUは史上最大の再設計を実施しました。 レイトレーシング・アプリに効果があるGPUがモバイルゲームなどに大きな恩恵をもたらすと見られます。例えばバイオハザードのリメイクなどがiPhone 15 ProとPro Maxで動作するようになる見込みです。リーマンショック後、新しい事業の育成、その運営体制の企画、設計などに関する業務をIT先端企業などから受託してきたマッキンゼーやアクセンチュアが、そのIT業界でのリストラが影響して、自らも大規模リストラに追い込まれています。「コンサルあまり」の時代が始まったと見られます。ChatGPTは「2~5年以内」にビジネスモデルを変える懸念があります。IT革命の二の舞になりそうです。 今回の生成AIに対応するための改革としてNTTデータは人月商売からの脱却を目指します。今後、付加価値のある価格設定をユーザー企業各社に納得して貰えば、ここから日本企業全体へと変化は広がると予測されます。専門技術毎のジョブディスクリプションにより、年次、横並び評価は終了です。


⭐️生成AI関連トピック

 ローカル環境でCode Interpreterを動かせる「Open Interpreter」が凄いと評判です。 ターミナルに日本語指示するとコード生成から実行まで行ってくれます。 資料作成、アプリ作成、動画の字幕生成、カレンダー読み込みと応用は無限大。誰でもプログラマーになれるを実現します。京都大学で開発された仏教対話AIチャットボットが多様化に成功しました。「GPT-4」と宗教を組み合わせ、「親鸞ボット」と「世親ボット」を共同開発しました。好みの画像を生成できるAI「Stable Diffusion」をmacOS環境で簡単に実行できる「Diffusion Bee」が登場しました。MetaでAIやVRについて研究しているDivam Gupta氏が実行環境を公開、実際にM1チップ搭載iMacにインストールして使用してみたとの報告記事が公開されています。


⭐️時流関連トピック

 千田和央氏著作の書籍「GitLab に学ぶ 世界最先端のリモート組織 のつくりかた」が話題です。「リモートだとカルチャー醸成できない」という言い訳を木っ端微塵にしてくれます。丁寧なドキュメント化と圧倒的スピードを両立させる方法論が目から鱗との書評です。人事部は必読です。


⭐️Web3・メタバース・関連トピック

⚪︎メタバース

 意外と知られていないのですが、実は生成AI技術の発達によってメタバースやXR領域も大きく進化できる環境が整ってきています。XR/メタバース領域において生成AI技術が果たす5つの役割というnote記事が話題です。また、iPhoneを使ったフォトグラメトリに注目です。VRがコミュニティ空間として機能するためには、こじんまりとした空間でも良いという見方です。城崎温泉街をiPhoneで撮った動画からフォトグラメトリで3D化してClusterにアップしてみたそうです。スマホで入ってみたら楽しかったとの感想です。あなたも体験してみて下さい。ARで現実世界に架空の物体を作り出して素手で彫刻を行うサービスが登場しました。 正確に手の動きに応じて物体の形が変わる。手袋をつけて、同時に圧力なども感じる仕様にしたら、そこに実際に物体があるのと同義になります。VRゲームのMyDearestがバーチャルオフィスを公開しています。会議はもちろん、破壊・落書きもOK です。「MyDearestバーチャルオフィス」はDiscordサーバー「VRアジト」が運営する公式ワールドです。MyDearestがVRゲームとVR版SNSを繋ぐ架け橋となるような場を目指しているそうです。ゲーム開発にユーザーとのやり取りを活用して行こうという取り組みです。

⚪︎仮想通貨関連

 日本円ステーブルコインJPYCの累計発行額が20億円を突破 したとの事です。年末までに決済サービス「JPYC Pay」のβ版を提供する予定。各加盟店の店頭やECサイトなどで「JPYC」の利用が可能になる見込みです。決済手数料は1%になるとのことなので、広がりに要注目ですね。


⭐️小売・EC・マーケティング・飲食関連トピック

 中国では「スタバ陥落」で混戦極めるカフェ戦争が起きています。新王者ラッキンを脅かす“新星”の秀逸な戦略が話題です。 中国のカフェ業界をリードし続けてきたスターバックスが、ラッキンコーヒーについに営業収入で追い抜かれてしまいました。さらにラッキンコーヒーを脅かすクーディーが猛追との事です。日本では、カフェ勉の話題です。カフェでの勉強歴10年の塾教室長が教えるカフェ勉が集中できる5つの理由との記事です。 カフェの空間には集中できる秘密があると言います。1.集中を妨げられることが少ない、2.他人の目がある、3.嗅覚と聴覚への刺激で脳が活性化される、4.制限時間がある、5.払ったお金の元を取りたくなるとの事です。
 ドンキがZ世代の聖地になりつつあります。ドンキの店づくりの真骨頂は現場への大胆な権限委譲にあります。店員のモチベーションを高めるのもお家芸で、店では髪色自由。ゲーム感覚で仕事のスキルを高める仕組みがあります。そのショップ運営の延長として、Z世代向けの専門店「キラキラドンキ」も開店したとの事です。


⭐️官公庁・自治体関連トピック

 地方自治体の取り組みとしてコンパクトシティがあります。失敗が多いって本当でしょうかとの解説記事が話題です。 大体に置いて、中央省庁からの助成金付けの横並び政策に期待しても、自力は付来ません。部外者、先進者によるベンチャーを地場で育てるしかありません。
 自治体のメタバースと、生成AI政策の紹介です。東京・江戸川区がメタバース区役所開設します。利用者はアバターで申請・相談がOKになります。実証実験するメタバース区役所は、インターネットの仮想空間に実際の区役所庁舎を模した形でつくられます。来庁者は、実際の区役所と同様のサービスをメタバース空間でもできるようにするとの事です。
大阪府の「高齢者向け生成会話AI」が物議を呼んでいます。 大ちゃんは府のシニア向けLINE公式アカウント「おおさか楽なび」で提供される会話サービスです。関西弁をしゃべる柴犬「大ちゃん」との何気ない会話を楽しめることが特徴です。犬という設定に高い期待を持たられても難しいですね。


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