炎天下でのキャンプ

参加コース(D-2) 日付(7月24,25日) 第2回  

1日目  
 真夏でのキャンプ生活が始まり前回と同じく4時の起床、そして約3時間半かけてロッジさらくわに到着しました。前回とは違い清々しいほどの晴れ、気温も高く汗が止まりませんでした。ミーティングを終え最初に行ったのは何と草刈り。避難経路の確保という目的の下、行ったのですがこれがまた大変でそこに生えたいたのは棘がびっしりついている植物だったので照りつける日差しと手足に刺さる棘で暑くて痛くて散々でした。こうゆう時にうちわや小型扇風機があったらいくらかマシだと思ったので、3泊4日のカヤックツーリングまでに準備しておきます。 

 その後、昼食を取りいよいよ3泊4日のカヤックツーリングに向けた下準備「パッキング」を実際に行いました。カヤックの荷物を積む所は思ったよりスペースが広かったので荷物は特に苦戦することなく入りましたが3泊4日の時は、きちんと必要な荷物を吟味してなるべくコンパクトに持ってくることの必要性を感じました。 

 そしていよいよカヤックに乗り座佐の浜に到着、今回はこの場所で夜を過ごすのですがこの日の夜に地獄を見るのをまだこの時の僕は知りませんでした。カヤックから荷物を取り出し、いよいよ「グループレスキュー」の時間です。自分から水に落ちるのは抵抗がありましたが早く陸に上がりたかったのでペアも自分も転覆経験者ということもあり、比較的早く終わり陸に上がることができました。  

 その後はテント設営、夕食を終わらせいよいよ1日の締めくくり「ミーティング」の時間です。何自然環境リテラシー学というものがあるのか、何を学んで欲しいかなど多くのためになる話をしてもらいました。自分たち受講者も一分間スピーチとしてこの1日に感じたことを共有し非常に有意義な1時間だったと思います。 

 そして後は寝るだけなのですが、意外にもここが1番の難関ポイントでした。暑すぎるテント内、斜面になっている床、うるさい波の音など寝れない要素が満載でありやっと寝れたとしても起きるのは1,2時間後。あまり疲れも取れず、散々な夜でした。僕は暑さ対策の道具をほとんど持ってきておらず、斜面上の床もなんとかなると思い平らにするのをサボった結果だったので、ここで改めて準備の大切を実感しました。次回の3泊4日では小型扇風機や冷たい飲み物など暑さ対策を万全にして望みたいです。

2日目

 疲れも残り寝不足な状態でスタートした2日目ですが朝食はご飯、味噌汁、のりとキャンプ中としては割としっかりした物を食べました。そして何よりも辛い気温と日差しは衰えることなく、1日目の日焼け止めの塗りが甘かったせいか顔が赤く染まっていました。そんな中、身支度を済ませまずはセルフレスキューが始まりました。このセルフレスキューは自力でカヤックをひっくり返して水を抜き、コックピットに乗り込むというものなのですが他の人がやってるのを見ていると難しくなさそうですが実際やってみると、本当に難しく何回も水に落ちてはまたカヤックに乗り上げるというのを繰り返して体力をごっそり持っていかれました。特に自力で体をカヤックに乗り上げるときのバランスの取り方が中々コツを掴めなくて大変でした。人がやっているのを見るとただカヤックに乗り上げるだけに見えますが、セルフレスキューを淡々と行えるコーチを改めてすごいと思いました。  

 その後昼食、テント撤収、パッキングを済ましいよいよ座佐の浜ともお別れしたのですが、行きに比べ波が高く、うねっていたのでカヤックが思ったように進まず日差しや溜まった疲れも相まって相当苦しいカヤックツーリングとなりました。ここで改めて疲れないカヤックの漕ぎ方というのを常に意識しておくことの重要性を理解しました。

 無事にカヤックツーリングも終わりロッジさらくわに帰ってきまして、自分たちの荷物やカヤックの後片付けを済ませたあと全体の締めくくりとなるミーティングが始まったわけですが時間管理の雑さと後片付け時のチームワークを指摘され僕自身、思い当たる節があったので、3泊4日の時に特に意識しておこうかなと思います。1分間スピーチでも話したのですが、今回の実習は前回と実習時間は変わらないですが疲れはかなり溜まっていたので、3泊4日の時はまず疲れないまたはきちんと疲れが取れるような行動及びそれに必要な道具を持ってくることに意識を向けたいと思いました。色々と苦しい所やハプニングはありましたが楽しい2日間でした。3泊4日のカヤックツーリングも楽しみにしています。

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眠れない夜に

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