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皮膚と心

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冬のツンとした空気

今年の6月に、 コペンハーゲンに旅行する機会があった。 1.5日間くらいしか滞在していないものの、あの時の冬の始まりのようなときめきを今も引きずっている。 そもそも気温は10℃〜15℃くらいで、私はダウンを着て街を歩いていたくらい寒かった。21時頃に到着し、その時の空は明るかった。 変わった形の建物や、赤煉瓦の駅、大量の自転車、ピンク色の映画館。不思議と街を歩くだけで心が落ち着いた。飲食店などは、地面付近に扉がありそこを開くと地下繋がる階段があった。そして店内は、LED

    • 将来

      是枝裕和監督の「怪物」という映画の中で、小学生達が口を揃えて"将来"と言う場面があるのだが、そこでいつも泣きそうになる。 ただ黒板に書かれた文字を読んでいるだけのその言葉に対する無関心さがとても眩しい。 私は23歳になった。 意味もなく将来と口にできる心はなくなってしまった。けれど、夢は何かと聞かれたらはっきりと答えられる気がする。 だからここでスタートを宣言する。 何者かになれるかもしれない。そう思っていい。 これからの一歩一歩を記録に残す。

    冬のツンとした空気