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23-24シーズンありがとうの意味を込めて、あのシーンを振り返ってみた。

明日で6月も終わる。
須田キャプテンをはじめ、伊藤選手、レイ選手、フランクス選手、ソアレス選手とは寂しいお別れになる。(ギムレットには早すぎる…)

間違いなく最高のチームだった今シーズンのドルフィンズとの別れへの整理のために、1月17日vs琉球戦での逆転スリーポイントについて考えていきたいと思う。


ディフェンスから良すぎた。

ダーラム選手が入ってきたところを抑えるフランクス選手にエサトン選手が寄ってダブルチーム。クーリー選手が空かないようにカバーに行く佐藤選手。絶対にシュートに行かせないディフェンスだった。
フランクス選手がブロック、それをエサトン選手が弾いて齋藤選手へ。始まりはここからだった。


お手本のような走り出しからのファストブレイク。

リバウンド時は4人ともボールに近かったけど須田選手はサイドラインに向かって走り出し、エサトン選手は真っ直ぐゴールへ、フランクス選手はミドルとサイドの間くらいを走った事でスペースを広げて選択肢を増やした。

齋藤選手は須田選手の事を見たのはリバウンドを取った時だけな上に、少し遅れて走ってくるのでディフェンスの警戒は薄かった。1番警戒するのは前を走るビッグマン2人、次に警戒するのは理不尽なファンタジスタ齋藤選手の優先順位だったと思う。

そんなファンタジスタは全力プッシュしながら、フランクス選手を2回顔ごと動かして見ていて、ここで相手のディフェンスはフランクス選手への警戒を一気に強めた様に感じた。
ダーラム選手がフランクス選手と齋藤選手の間のパスコースを塞ぎに走ってきているのが多分見えていたと思うので、齋藤選手はここは使わなかった。

齋藤選手は琉球ディフェンスの警戒の意識が3人に集まっていること、後ろから走ってきているクーリー選手の位置と須田選手の位置を考えた時に絶対にフリーになることを確信していたし、この状況なら絶対に"すっさんなら決めてくれる"と信じていた。

更に、トップスピードでドライブをしかけて急な方向転換をする事により、琉球ディフェンスが少し流れる。そしてそれに気がついたエサトン選手のスクリーンによって須田選手へのシュートチェックが遅れる。

あとは我らがキャプテン、最高のシューター須田選手の美しいシュート。12月からここまで負けが込んでかなり苦しい期間だった。責任感の強く真面目な須田選手は、きっとたくさんの想いを抱えていたと思う。"絶対に勝つ"そんな想いが詰まった1本だった。

そして、このシュートが放たれた後に1番後ろを走っていた佐藤選手がゴール下まで走り込んできた事も素晴らしいと思った。  


Dolphins PRIDE


全員が全員の仕事を理解しているからこその、この一連の流れだったと思う。
この素晴らしいプレーは、まだ推しチームを作る事に対して抗っていた私を、ドルファミにするのに十分な効果を発揮した。(この後ファンクラブに入った)

長くなってしまったが、このプレーだけじゃなく今シーズンは印象的なプレーや場面が沢山あったと思う。来シーズンはこの思い出を超えるようなチームになって欲しいなと思う。

Thank you and best regards

改めて、須田選手、伊藤選手、レイ選手、フランクス選手、ソアレス選手、そして一緒に戦って離れゆくスタッフさんブースターさん。最高のシーズンをありがとうございました。貴方たちが遺したものを大切に、より進化していきます。そして、対戦できることを楽しみにしています。

今村選手、メイちゃん、タケ選手、マーフィー選手、新たな仲間になるスタッフさんブースターさん。ようこそドルフィンズへ!最高のチームに一緒にしていきましょう!!!







やっぱりまだちょっと寂しいね笑

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