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自分を守るために交渉する

昨年の10月から職場ではずうっと歓迎できないことが続いていて、なんとか環境改善できないかと働きかけて、一歩前進と思っても、結局、その働きかけ自体が歓迎されない様子がありました。仕事の内容はうまくいっていて、感謝されるし、つながってくださる方もいらして、励みになりましたが、なんとも、足元がおぼつかないことが続きました。そして、最後によくわからない理由で契約終了の通知を受けたのです。友人には執着するなとアドバイスされるし、次に気持ちを切り替えて何をするかなど計画はたてました。でも、あまりに悔しすぎて、その悔しさをばねに語学試験を受けたりしていたら、ちょっと最後に少しできることを交渉してみようかと思いついてしまいました。大学時代にも学部の副学部長をお相手に交渉したことがあり、その時もそれなりに私の利益が関わっていたので、粘り強く交渉したのです。その結果、私の希望は通りませんでしたが、譲歩は得られて、お金の全額返金を得られたことがありました。

その時を思い出すくらいですから、今も自分の利益が脅かされていて、すごく悔しい思いをしており、黙って去るのかと思っていたけれど、最後に精一杯の自己PRと忠告をして、相手の誠実な対応・説明を求めてみました。それはまるで火山の爆発のような感情を味わう経験でした。自分でもちょっとびっくりしました。こんなに強い感情があったとは思いませんでした。

自分の希望通りの動きはないかもしれませんが、何かしら、予想外の報酬は得られるように思います。契約の終わりも見えているので、仕事の問題点・改善点を思いっきり遠慮なくお伝えしました。あとは、質問も投げかけました。大学時代の交渉ではよい質問をしたら、答えに窮して、すぐに譲歩をしてきたのです。まったく官僚の世界でした。

タフな交渉力が身につくときってこういうときなんですね。本当にハードな学びでしかありませんが、今後必ず役に立つ学びであることは確かです。頑張り時なのでした。

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