Only 3 principle

今だけ・金だけ・自分だけ」という「三だけ主義」という言葉を
初めて目にしたのは、昨年読んだある弁護士が書いた本の中でした。
このフレーズはメディアでここ数年前から取り上げられていたようで、
拡散元は東京大学大学院の鈴木宣弘教授の「食の戦争」(文春新書、
2013年)からのようです。

現場・現物・現実」という「三現主義」(3 Reality Principle)は
従来から自動車メーカー中心によく言われていました。
私自身は現場も好きだったので、この言葉にはずっと馴染みがありました。
三だけ主義」は現代の風潮なのでしょう。政治家をはじめとして、
もしも全員がこんな考えになってしまったら、大変な世の中になって
しまいます。

逆に「アンチ三だけ主義」の考え方はこんな感じではないでしょうか?
・足元をみるだけでなく、長い時間軸の中で歴史に学び、確かな未来を
 創造していく。
・お金は確かに大事ですが、プライスレスな価値観、豊かな人間性や博愛
 なども常に大切にする。
・自分自身を大切にし、同様に、自分以外の人や他国、動植物や環境の
 ことも大事にする。
 



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