初めまして、安嶋くん


2022年1月16日。
JOHNNYS' IsLAND THE NEW WORLDを観劇しました。
安嶋担になって初めて安嶋くんに会いに行けたときの気持ちを忘れないように、ここに記しておこうと思います。



私が安嶋担になったのは、およそ1年8ヶ月前でした。安嶋くんがISLAND TVで「#あじの開き」を投稿してくれていた頃です。

そのときの話はこちらに。


安嶋担になったタイミングや、私自身が地方在住ということもあり、私はなかなか安嶋くんに会いに行くことができませんでした。
17歳の安嶋くんにも、18歳の安嶋くんにも会えず仕舞いでした。



昨年11月、安嶋くんに会いに行けることになりました。沢山のJr.が出演する舞台ということもありおそらく落選だろうなと開いたページに「第1希望当選」の文字があって思わず大きな声を出してしまいました。
当選メールを何度確認しても、安嶋くんに会いに行ける実感はなかなか湧かなかったです。


一緒に申し込んだのは、以前から仲良くさせてもらっている檜山担のAちゃんでした。Jr.の現場が初めてで右も左もわからないような状態だった私は、舞台観劇のマナーや舞台の大まかな内容などの必要な知識を1から10まで教えてもらいました。


公演期間がスタートし、安嶋くんのマンションの号室やどのシーンではどの立ち位置にいるかなどを覚えながら、「やっとJr.担っぽいことしてるな自分」と、それだけでも幸せな気持ちになりました。


私が観劇する日の数日前、Twitterにて「今まで安嶋くんが出演していたシーンに安嶋くんの姿がない」という旨のツイートをちらほら見かけました。
このとき何が起こっていたのか、安嶋くんの身に何があったのかはわかりません。おたく達がいろいろと予想していましたが、私はおたくをする上で本人が発信したものしか信じないと決めています。安嶋くん自身がこのときのことに言及するまで、この件について何も言わないでおこうと思っています。

しかしそれらのツイートを見かけ、自分が観劇する日にもしも安嶋くんがお休みだったらどうしよう、と一抹の不安は覚えました。

安嶋くんが健康でいてくれることが担当として一番嬉しいことはずなのに、自分が観劇するからという理由でこの日は休まないでほしいだとか思ってしまう自分勝手なおたくで申し訳ないな、という気持ちになりました。
不安になってAちゃんに連絡をして、きっといるよ、大丈夫だよ、と励ましてもらっていました。何から何までお世話になりました。


観劇の前日。感染対策に細心の注意を払って東京へ向かいました。夜行バスに揺られながら睡眠をとっておくつもりが、緊張のせいかほぼ一睡もできませんでした。観劇当日の早朝に到着し、どうにか仮眠をとってから有楽町へ向かいました。

Aちゃんと合流し、いよいよ帝国劇場へ向かいました。ジャニーズの現場自体が約2年半振りだったので、会場付近特有のあの雰囲気をかなり久しぶりに感じ取りました。私はあの、公演前の楽しみな気持ちで色めき立ったような雰囲気がすごく好きです。



公演が始まる前は、緊張で落ち着きませんでした。Aちゃんにスタンディングオベーションのタイミングなどを教えてもらいつつ開演を待ち、いよいよ客席に足を踏み入れました。床がふかふかなことに感動していたらAちゃんに笑われました。帝劇初心者。

いよいよ幕が上がって、冒頭のシーンが始まりました。

冒頭のシーンが終わる頃、Let's Go To Earthが始まる前に隣のAちゃんが私の膝を軽く触って、「今から出てくるよ」と無言で教えてくれました。


ああやっとだ、ついに安嶋くんに会える。

緊張と期待がない交ぜになって。
固唾を呑んでその瞬間を待ちました。

真っ白な衣装で登場した安嶋くんの姿を私が捉えた瞬間。

感動で涙が溢れて、視界がぼやけて。

でも、目の前にいる安嶋くんを一秒たりとも見逃したくないと思って。

ぐっと涙を堪えながら、安嶋くんの姿を目に焼き付けました。


やっと会いに来れたよ。
初めまして。

なんて、心の中で思いながら。


観劇しての感想をいくつか。順番バラバラです。

少クラなどを観ていて“ここが好き!”と私が常々思っていた、「舞台袖へはけていくときに自分の姿が観客側から見えなくなる最後の一瞬まで絶対に気を抜かない安嶋くん」を双眼鏡で捉えることができました。
Tokyo Experienceでのスネアドラムのパフォーマンスが終わってLETS GO TO TOKYOが流れ始めたとき、メンバーと一緒に左手でスネアを舞台袖へ移動させながら、曲に合わせて右手を動かしてリズムに乗っていた安嶋くん。

安嶋くん自身はそこまで意識していないかもしれませんが、そういう細かいところは雑誌などの公演レポートではなかなか取り上げられないので、それを目視できただけでも本当に嬉しかったです。


“この安嶋くんが好き!”で言うと他にもあって。

私は安嶋くんの意志の強さが垣間見えるダンスが好きです。ダンスについて知識がある訳ではなく専門的なことは何もわからないので、個人的にそう思うというだけなのですが。

安嶋くんは「身体をどこまでどう動かすか」ということを、ほとんど全て事前にしっかり決めた上でダンスに臨んでいるように私は感じます。「大体この位の高さまで腕をあげる」とか、そんな大まかな感じで踊るラフなダンスももちろん素敵だと思いますが、安嶋くんの強固な意志を観客側に感じさせる踊り方がすごく好きです。その意志の強さが身体のぶれなさや芯のあるダンスに繋がっているように思います。
時折振り付けをアレンジしている時もあって、それはそれで好きなのですが。

私が特にダンス中の意志の強さを感じたのは、1月の太古の太鼓です。マンションの中でのダンスはきっと、周りと揃えることが重視される場面だと思います。カチッとした踊りが要求されるときにそれができるあたり、伊達に特技:ダンスを公言していないなあと。


マンションの306号室の中にいる安嶋くんを観ながら、

四角い箱の中だけど液晶越しじゃない。
私の目の前にいる。

なんて思っていました。

これは冒頭にリンクを貼った記事にも似たようなことを書いたのですが、これまでの私にとって安嶋くんは「四角い箱の中にいる人」でした。
テレビやスマホの四角の中にいる安嶋くんが、ずっと遠くにいるように感じてしまっていて。

でも、ようやく会いに行くことができました。
四角い液晶の中ではなくて、自分の目の前に安嶋くんがいました。

最前列という訳ではなかったので、厳密に言うと目の前ではないのですが。私からしたら、普段よりもずっと自分の目の前にいる感覚でした。



今回のジャニアイの中で、特に危険と隣り合わせだったであろうSWING SHIP。
船が左右に大きく揺られる中で、バランスをとりながら船の上に留まり続けることも、もちろん演技も求められるようなシーンでした。

SWING SHIPの選抜メンバーだった安嶋くん。
上の記事に書かれていましたが、SWING SHIPについて安嶋くんは「僕はわりと絶叫系とかジャンプするのとかは好きなので、僕は選抜された時からうれしかったです。選抜されたからにはお客さんをドキドキさせるように、自分たちで『もっとこうしたら怖く見えるよね』とか相談し合って今のステージになっています。『ここをアレンジしたのかな?』とかそういうところも見ていただけたら面白いんじゃないかなと思います」と言い、SASUKEに比べたらきつくない、とも話していたそうです。

安嶋くんはきつくないなんて言っていましたが、私からしたら本当に大変そうで。一歩間違えたら大怪我をする可能性のある役は周りからの信頼を得ていないとできないと思うので、その役が安嶋くんに与えられていた嬉しさと、怪我をしないで欲しい心配の気持ちとでハラハラしながら見ていました。

安嶋くんが船の上から飛び降りる瞬間は、息が止まるかと思いました。迫真の演技でした。


終演後、すぐにAちゃんが「あじ居て良かったね!」と自分のことのように喜んでくれました。感極まって頭の働いていない私は、Aちゃんに対して「安嶋くんが一番かっこよかった…」という馬鹿みたいな感想を思わず口に出してしまいました。



今年のジャニアイには総勢68名のジャニーズJr.が出演していました。
舞台上のJr.たちはそれぞれが輝いていましたが、私には68人の中で安嶋くんが一番輝いて見えました。帝国劇場という歴史ある劇場で、一人の出演者として堂々と歌って踊る安嶋くんの姿をこの目に焼き付けることができて胸がいっぱいでした。

公演後は舞台上の安嶋くんを反芻しながら、初対面できた現実を噛み締めていました。
正直もしお休みだったら?と直前まで不安だったのですが、心配していたことなんて吹き飛ばしてくれるくらいのパフォーマンスでした。


次にいつ安嶋くんに会えるかはわかりませんが、また会いに行きたいなと思っています。

安嶋くんにまた会いに行ける日まで、この日のことを思い返しながら過ごそうと思います。
公演日から1ヶ月が経ちましたが、未だに思い出だけで生きていける、なんて思ってしまうくらいには浮かれています。


安嶋くんの姿を目の前で見ることができ、今までよりもっと安嶋くんのことが好きになりました。

勝手ながら、これからも応援させてもらおうと思います。


安嶋くんへ。
ジャニアイ期間中の忙しい中で沢山ISLAND TVを更新してくれてありがとう。
全26公演、本当にお疲れさまでした。




2022.02.17

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