自分日記♯4 心療内科にて

人生初の心療内科は驚きの連続だった。

お医者さんに自分の症状を伝え、「自立神経失調症」と診断され、薬を処方してもらった。「自立神経を整えるのには時間が掛かります。なのでゆっくり治していきましょう」

お医者さんの言葉を信じ薬を飲み始めて半年、症状が一向に良くならない。

「精神ではなくて体内に以上があるんじゃないか...」
勝手にそう思い、これまた人生初の胃カメラをやることに...
口から管を入れられたが、嗚咽がひどく「力を抜いてください」
と言われても、力が入り管が入らない...
結果、「管が入らないのでできないです」と言われ、ただ嗚咽をしただけで
終わった....

しかし!
どうしても気になって別の病院で再度胃カメラにチャレンジ!
今度は鼻から管を入れてもらい、何事もなく終了。
「綺麗な胃で特に問題はありません」
お医者さんの一言で安心し、やはり精神に異常があるのだと納得した。

転職を機に心療内科も変えてみた。
今までの経緯をお医者さんに伝えたところ...

「それは自立神経失調症ではなく、パニック障害かもしれません...」

「えっ?」

戸惑う俺にお医者さんが丁寧に説明をしてくれた。
その後、薬を変え経過を見ることになったが、なんと薬を変えてから
体調がすごく良くなっているではないか!

最初の病院の先生に軽く苛立ちをおぼえたが、負の感情は抑えるようにして
いたから、最後にもらった変な青汁みたいな飲み薬は捨ててやりました!

今では気持ちも安定し、普通の生活が送れるようになった。
(会社の上司やお客様と話す時は緊張して、吐きそうになるのはヘッポコな性格なので一生治らん!)

余談だが、パニック障害と診断してくれた医者に処方された頓服薬があって、その医者が「私もたまにこの頓服薬飲んでるんですよ(笑)」と言った時に一瞬「この人も俺と同じヘッポコなのか?」と感じてしまった自分を殴りたい...




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