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【囲碁】大学って面白い!そんな授業があなたを待ってます

 大分肌寒くなり、大学入試も近づいてきた今日この頃。ネガティブ思考の私ですが、今日は高校生が大学に興味をもてるような楽しいことを書きたいと思います。

 というのは、私、現在囲碁にハマっていまして、その囲碁というものを大学の授業で勉強しています。

 「囲碁⁉なんじゃそれ⁉」

 そう思われた方のために軽く説明すると、19×19のボードゲームで、黒ないし白の碁石を盤上に交互に置き、最終的により多くの地を囲った方が勝ちという、陣取りゲームです。
 詳しくは以下の日本棋院のサイトをご覧頂ければと思います。

 なお、『ヒカルの碁』をお読み・ご覧になったことがある方は囲碁をご存知かと思います。

 ところで、私のnoteを日々読んでくださっている方(いつもありがとうございます)の中には、
「お前、法学部だろう?なんで囲碁なんかやっているんだ?」
と仰られる方もいるかもしれません。

 そう、実は大学を卒業するのには専門科目(私の場合、法律学)や外国語等の他に「共通選択科目」(大学によって名称は異なる)という区分を充足しなければなりませんが、その対象科目が囲碁を含め、ほぼ全ての講義となっています。
(どんな授業でも良いので指定単位数を取得しなければならない区分ということ)

 ゆえに、楽しい囲碁の授業を受けつつ、卒業単位数を埋めていくことができるのです。

 具体的に、授業は囲碁の基本的なルールや戦術を学習し(ダメ・シチョウ・アタリ…)、その後、実際に履修者同士で対局を行い、それを踏まえて新たなルールや戦術を確認するという形で進みました。
 また、棋譜並べや対局の検討、簡単な詰碁も行いました。

 さらに、実際に日本棋院へ見学に行き、『ヒカルの碁』を読んだことがある方ならご存じであろう、「幽玄の間」にも入りました。マンガの世界にてあの塔矢名人が対局をしていた場所に立ち入り、碁石を触らせてもらえたのだから感無量です。

日本棋院
東京の市ヶ谷(千代田区)にある。
幽玄の間
奥が上座。すなわち、塔矢名人が座っていたところ。
手前右は記録係が座る場所。
掛け軸「深奥幽玄」は川端康成が書いたもの
日本棋院にて1万円の碁盤・碁石セットを買ったので、棋譜並べをしてみた。
マグネット碁よりも格段に良い。
囲碁ブラウザゲームCOSUMIと対局した後の検討画面。
13路盤レベル1に12目半勝ち(初勝利)。

 私の一人語りはこの辺にしておきますが、このように、大学生になると高校時代とは比較にならないほど多種多様な授業を履修することができます。手話、フットサル、台湾史、演劇、世界遺産、マイナー言語、というように挙げ始めたらキリがないです。きっと初めてシラバス(履修登録ガイド)を見たときにはレストランのメニュー表のように感じます。

 大学に来ればきっとあなたが興味をもてる授業が何かしらあるはずです。


補足

 どの大学に入学するにしろ、高校よりも授業がバラエティに富むのは確実ですが、その程度は大学によって異なります。一般的に、規模の大きい大学の方が授業の種類は多いですし、単科大学よりも総合大学の方が同じくその傾向にあります。
 もし、何かしら興味のある内容がある場合、事前に大学に確認しておくと確実です。


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