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私が感じたこと。

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ほんとに個人的な話です。何々が楽しかった~とかそんな感じです。 写真:福岡高裁(裁判所HPより)
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2022年6月の記事一覧

【35%】法学部生が考察する、19歳投票率の低さ

 6月15日、通常国会が閉会。政治家たちは7月10日の参議院選挙に向けて続々と動き出しています。そんな中、選挙の時に毎度話題にあがるのが若者の投票率の低さ。なぜ、若者の投票率が低いのか。私なりの1つの考察にお付き合いいただければと思います。  私は今東京で下宿している大学生です。自宅生の割合が増加傾向にあるとはいえ、いまだ下宿して大学に通う学生の割合は半数近くを占めます(下記表より)。ここで、大学生の半数を占める下宿生のほとんどは住民票を実家から移していません。実際に私の友

思いやりの心。

 法学部に入って考え方が変わったこと、いや確固たる考えをもつようになったのは思いやりの心がとても大切だということ。法学部が思いやりとかいうと、変に思われるかもしれない。裁判で白黒つける法律を学んでいる学部だから。しかし、私はそんな帰結にはならないと思う。法学部で法律という人間味なさそうなものを学んでいるからこそそう感じるのだ。  昨今の状況になって久しいがこのような状況になってからずっと気になっている論争がある。それはマスク着用義務の有無の論争だ。ここで、よく論点にされるの

法律とカネの世界へ、ご招待。

 今回、「ナニワ金融道」というマンガを紹介します。「ナニワ金融道」は青木雄二さんの作品で、今から20~30年ほど前に出版されています。  どんなマンガなのでしょうか。あらすじとしては、消費者金融会社(通称マチ金)の「帝国金融」で主人公の灰原達之が金融業という仕事と通じて社会のダークな部分を知っていく、といったものです。  なぜこれをオススメするのか。それは、いわゆる知っておいて損はない法律知識が事例を通じて知ることができるからです。このマンガには、連帯保証や抵当権はもちろ

あまのじゃく。そんな私は法学部生。

 私はあまのじゃくだ。多数派がAだと主張したらBのことも検討しないとと言ってしまう。もちろんAがよくないと思っているわけではないが、このままAでとなるとBはどうなるんだ、と思ってしまって。  好きな武将が宇喜多秀家や真田昌幸、上杉景勝であることがそれを象徴している気がする。よくよく考えると皆最期は少し不憫な人たち。なんとなくそういった人に同情してしまうのだ。  選挙速報もそう。支持政党うんぬんは別に惨敗しそうな候補者を見るとなんかもう少しぐらい票あげてやってもいいんじゃな

終わってしまった生活笑百科

 みなさん、「生活笑百科」という番組をご存じですか。毎週土曜日のお昼時に放送されていたNHKの番組です。  番組の構成としては、法律相談の内容を漫才という形で紹介し、その後非専門家役の相談員が自分の意見を述べます。そして、最後に法律の専門家たる弁護士が正解を発表し、あわせてその解説もするといったものです。  時間帯がいいものですから、当番組は小学生の頃から昼ご飯を食べながらしばしば見ていました。しかし、ハマるといったほどではなかったと思います。まあ、とりあえずやってる番組