子どものインターネット利用は1日4時間半も!学力やうつ傾向との関係は? 専門家に聞くスマホとの適切な“距離感”

夏休みは子どもが家で過ごす時間が長くなり、インターネットやスマートフォンに接する機会も増える。成長や視力、睡眠などへの悪影響を指摘する声も聞こえる。どんな科学的データがあるのか、子どもとスマホなどのデジタル機器との適切な“距離感”はどうなのか。

● ネット依存が疑われる中高生は93万人

ネット接続に使う機器にはスマホ、パソコンやタブレット端末、ゲーム機、テレビなども含まれる。何を見ているかというと「動画」が、どの年齢層でも多い傾向。

厚生労働省の研究班によって発表→ネット依存、ゲーム依存を巡っては、SNSやオンラインゲームのやり過ぎで朝起きられなくなった子どもの例のほか、家の物を壊す、家族に暴言を吐くなど攻撃的な行動を取るようになったケースもある。

中学生を対象とした研究では「気がつくと、思ったより長い時間インターネットをしていることがある」に当てはまるなどネット依存の傾向がある子は、睡眠時間のほか勉強や運動の時間が短いことが多く、うつ傾向とも関係が示唆される。さらに突っ込んで調べたところ、ネット依存の特徴が現れた後にうつ傾向に陥るパターンが多いことが判明。

学力についてもデータがあり。文部科学省などが実施している全国学力・学習状況調査の2014年度の結果では、携帯やスマホを用いた通話やメール、インターネットの1日当たりの使用時間が長いほど、国語や算数、数学の正答率が低くなる傾向が出ている。最新の2021年度の調査ではゲームの時間が増えるほど正答率が低いという関係性も示されている。

インターネットはメリットも非常に多くある為、
利用を話し合い、本来必要である時間を阻害しないことが重要。

⇨子供にゲームは何時まで等と決めているが、自信が使用する時間は無限である。正直、大人でさえインターネット環境に支配されている。
子供にも、自分にもルールという、実現性ある縛りで健康的な生活を心がけたい。子供にも正しい知識で適正に使用してほしい。

#スマホ依存  ルール決め

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