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引きこもり体質

ここ1年くらいで気がついたけれど、私は極端な引きこもり気質なのだと思う。

小さな頃から、どうしても毎朝同じ時間に学校に行くのが謎だったし、会社員のルーティンのような生活もとても苦手だった。若い時に仕事を頑張ったおかげで、いまはフルリモートというとても優遇された待遇で働くことができて、ますます外に出なくなって、やっと、私はなんか自分が求めていたものがわかった気がした。

可能なら、すべてを家の中で済ませたいし、そこまで誰ともコミュニケーションを取らなくて良い、というのが本音。どこかの小説で読んだ、広場恐怖症の人の話みたいに、テクノロジーのおかげですべてをオンラインで処理できる生活に近づいてきていることもあり、私の引きこもり具合もますます加速したような気がする。

週休2日あるなら、1日は何もしない日を作りたい。何もしない日というには文字通り何もしない日で、家事はおろか、ご飯さえ食べなくても良いというくらいの何もしなさを満喫したいのだ。1日の大半をベッドの中にいることもあるし、ソファでダラダラすることもある。読書なんかもしないくらい、溶けたバターみたいにダラダラするのだ。そういうとき、私は「あーー幸せ」と思ったりする。

たまに休日もフルでしょっちゅう出かけている友人を見ると、すごく羨ましくなる。アクティブだし、インスタにもたくさん写真があるし、知り合いもたくさんいる。私が同じことをすると、身体も気持ちも、ぐだぐだに疲れてしまう。そういうわけで、これは私のペースなんだなぁと思うようになった。ごくたまーに会いたい人だけに会って、行きたいお店にだけ飲みに行って、行きたいイベントにだけお出かけする生活。

シンプルなのか複雑なのか、私もよくわからないけれど、ルーティンやお出かけがなんか疲れるなぁという人は、引きこもり体質かもしれないですよ。そんなときは、仕事のチョイスやライフスタイルなど、思い切った引きこもり生活も試してみてくださいね。飽きたらまた、アクティブになればいいのだし。



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