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結婚式って誰のため?家族、友人、それとも。

いつからか結婚式に憧れを抱いていた。
「彼氏と付き合って三年経ったら、プロポーズされて指輪を貰って、真っ白のウェディングドレスを着て、、」なんてことが当たり前だと思ってた。
しかし、現実はそんなに甘くなかった。

付き合って三年は経過し、憧れのプロポーズの方法も無ければ、憧れのサイズぴったりのキラキラ輝く指輪も無かった。
そんなわたしでも、結婚式は無事に挙げられた。

結婚前、いや、夫と付き合うか前から決めていたことがある。
“憧れの結婚式は絶対に実現しよう”

誰のため?もちろん自分のために。

わたし“の”結婚式。
わたし“と”結婚式。
そんなことを書いてみようかな、と思います。
あと、目次機能を使ってみようかな、と。
新たなチャレンジです。

▷「歩くゼクシィ」と呼ばれた訳

参列するのも、結婚式場を調べることも、どんな演出が多いのか流行っているのか調べることも好きだった。
もちろんプロに比べれば情報の量も少なければ粗さもある。それでも周りの友達からしたら結婚式について、よく知っている側に属していた。それくらい結婚式に関わることを調べていた。
結婚式場、挙式、ドレス、小物、装飾品、ブーケ、テーブル配置、、、などなど。
結婚式、というものが好きなのだ。
ゼクシィはブライダルに関する情報満載。
わたしもブライダルに関する情報を持っていて、よく喋る、身近にいる友達。
そこから友人からは「歩くゼクシィ」と呼ばれ始めた。


▷選ばれたのは高い天井でした

結婚式場を選ぶときに大切にしたこと。それは「高い天井」と「ステンドグラスのあるチャペル」だ。
木の温もりを感じられる教会、ホテルのラグジュアリーな空間、ガーデンでゲストと歓談、神前式での親族盃の儀、などたくさんの場やセレモニーがある。もちろんゲストがいれば場所には拘らない。そんな考え方もあると思う。
わたしの結婚式は非日常空間でのゲストとの時間。
そして“定番の結婚式”、で思いつくような場所が良かった。それが憧れだった。


▷購入したドレスの出番は後日?

ウェディングドレスに憧れを持つ女性なら一度は聞いたことあるかもしれない“ウェディングドレスの最高峰”と言われてるVera Wang。
わたしも恋焦がれたドレスのひとつだ。
初めてVera Wangのドレスに触れたとき、とにかく圧倒され、魅了された。
なかでもピンクヘイリーと名のつくドレスが特に気に入った。数枚にもなるチュールが重なり、ふわふわのお花のようなデザインのドレス。光や照明によってドレスの見え方や色味も変わる。
“この子に決めた”
迷わず購入を選んだ。が、予算オーバー。さすが最高峰のドレス。
定価ではなく、よくある「お譲り」という方法を選択することにした。
諦めずに探し続けて、運命のドレスと出会うことができ、無事に手にすることができた。
しかし、わたしが選んだ式場は提携したドレスショップから当日着用のドレスを選ぶシステムだったため、購入したドレスは結婚式では着れなかった。それでも良かった。結婚式で着れなくても良かった。
恋焦がれたドレスは、友人たちを招いた二次会、結婚式後のウェディングフォトで晴れて出番を迎えた。


▷自分のこと大切に出来る結婚式がいい

結婚式の準備をしているときによく目にしたのが
「ゲストに感謝を伝える日にしましょう!」
「御両親への親孝行です」
という言葉たち。
ゲストのため。友人のため。両親のため。女性のため。お世話になった方のため。
わたしは、“わたしのための”結婚式をしたかった。
誰かのための結婚式にしている人を見るたびに、“わたしのための結婚式”がいけないことのように思えた。
わたし中心に考えることはいけないことかも、と。
誰かのために、来てくれる人のために、そんな結婚式にしないとゲストは楽しめない、と。
でも、準備をしていくうちに気付いた。
「一度きりしかない結婚式だもん。わたしのための結婚式にしてもいいじゃん」
誰に何を言われても、誰に何を思われても、自分のための時間に出来たら、それでいいじゃん。
自分のことを大切にできたらいいじゃん。
そう思えたら、すごくすっきりした。
もちろんゲストのことを1ミリも考えなかったわけではない。
自分のための結婚式は、誰かのための結婚式に繋がっていることにも、準備しながら気づけた。
でも、わたしのための結婚式。その考えは変わらなかった。


▷結婚式って誰のため?

ゲストのため。
夫婦のため。
両親のため。
お世話になった人のため。
友人のため。
会社の人のため。
いろいろな考え方があっていいと思う。
でも、わたしの結婚式はわたしのため。
結婚式くらい自分のための時間にしてもいい。
自分のために大切なものは何か、大切な人は誰か、大切な場所はどこか、大切にしたいことは何か。
そんなことを詰め込んだ時間にしたっていい!
自己中心的な思考でいいじゃん!



これを読んでくれた人が、自分のための結婚式を挙げれますように。そんな想いを込めて。


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