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やる気を引き出す魔法があるらしいってハナシ。

いつも僕のnoteを読んでいただいているそこのあなた!
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僕のnoteを読みにきていただいて本当にありがとうございます!
どうも、五十嵐です!

今日は「やる気」についてのハナシです。
自分のやる気を引き出したい。子供のやる気を引き出したい。選手のやる気を引き出したい。
やる気が出ないと何にも手がつかない人。やる気が出なくても頑張れる人。
様々な人がいると思います。

「子どもの育ちを考える教育心理学〜人間理解にもとづく保育・教育実践〜」と言う本を読んで「やる気」について興味深いことが書いてあったのでアウトプットしようと思います。

皆さんは「動機づけ」と言う言葉を聞いたことがありますか?
心理学の世界では「やる気」や「意欲」のことを「動機づけ」といいその定義としては「目標に向け行動が生起され、維持され、方向付けられ、集結する現象」が定義とされています。

動機づけは2つの側面、3つの水準、4つの要因によって作られています。
2つの側面とは量的側面と質的側面です。
量的側面とは行動するするためのエネルギーのようなもので一般的に「やる気」と表現されるもののイメージが量的側面です。頻度や継続時間として現れます。
質的側面とは何を目指してその行動をしているのかという行動する意味を表したものです。

次に3つの水準についてです。

1つ目はその人のパーソナリティによる水準です。
何事にも興味を示す人もいれば、ある特定のものだけに興味を示す人もいます。
個人の性格として機能します。

2つ目は領域レベルでの水準です。
国語は好きだけれど算数は苦手だったり、運動は得意でも絵を描くことは苦手だったり。
行動の内容によって変化していきます。

3つ目はその個人の状態による水準です。
今このnoteを読んでいる間も何か他のことを考えていることもあれば、集中して読んでいる場合もあります。
このように時間経過とともに刻一刻と変化していくものが状態による水準です。

動機づけの4つの要因とはなんでしょう。
それは【認知・感情・欲求・環境】です。
認知には行動そのものや行動がもたらす結果についての信念や判断が含まれます。
感情は快楽を得られるものには接近し、負荷を感じるものは回避すると言う原理が働いています。
欲求には食欲、生理的欲求の他に自己実現欲求や社会的欲求、心理的欲求も含まれます。
この3つは個人の要因と言えるが、環境は個人では物理的環境だけではなく、他者との関わりやルール、規範なども含まれます。

このように「動機づけ」を考える際には2つの側面、3つの水準、4つの要因を考慮する必要があると言うことです。
実は「やる気」と言うものは複雑で奥が深いものなのです。

選手のやる気を引き出すためには様々なことを考える必要があります。
親の立場であればどのようにしたら子どもが勉強に対して熱心に取り組んでくれるのか。
自分が好きなことに熱中してくれるのか。
「早く〇〇しなさい!!」「なんで〇〇しないの!!」なんて怒っていませんか?
それでは子どもは動きません。子どもの主体性を引き出すワードが必ずあるはずです。
自分の子どもは近い存在であるからこそ感情100%で接してしまいますが、一歩俯瞰して感情プラス理論的に子どもたちの「やりたい!!」を引き出してみませんか?

今日は長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた!!

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