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経過報告〜4月5週目〜

 ちょっとショックが冷めやらぬ中ですが、そのことはあとにして、いつも通り今週のことを書きます。

 4日間だけでしたが、授業は全て出ました。いろいろ面倒なことはあったけど、なんとか4日やり遂げました。
面倒なこと:私は生徒会(月曜日だけ活動)に行って、自分だけ自己紹介をしていなかったから自己紹介をしたかったのに、他の先生から、「レポートが2年分あるから今日はレポートしないとね」と言われて、それは他の曜日にもできるのに…と思ったりetc.

 先週書いていた、ルービックキューブ講座は月曜日に開講して普通に話せました。やっぱり場面緘黙症でも話せるんです。あと、倫理の先生が進学コースの、言語聴覚士になりたいと言っている子を紹介してくれました。そんなこともあって、先輩が仲良くしてくれている進学コースには行きやすいです。

 ここからは同情を求めているわけではないのですが、今日あったことを書きます。今日は土曜日です。普通なら学校には行きませんが、私の学校は中学生のフリースクールみたいな時間を土曜日に設けています。そこに2年生の助っ人(できれば教員志望の)が欲しいという話を今週聞いて、私もやってみたいとまずは見学に行くことになって、今日は学校に行ってきました。

 授業は2時間、英語と数学で普通でした。書いて教えることもできたし、数学は仲良くなった先輩が教壇に立って授業をしていました。それはいいんです。

 話は変わりますが今、弟が人権標語を思いつかなくて机を殴りました。私もそういう風に、嫌なことがあったときに叫ぶとか、何かを殴るとかができたらいいのにと思います。今、私がそういうときにしていることは指の皮をむくか、歯を食いしばるかです。それは全部、自分の内側にエネルギーが向かっているから、あまり効果がないように思います。話がそれました。それも、今日は嫌なことがあったからです。

 さっき書いたフリースクールが終わって、在校生(私含め3人)と先生で少し話し合いの時間がありました。プリントがあったのですが、私には配られませんでした。そして代表の先生が、「今年から月謝をもらってるから、その額に見合う授業をしないといけないし、僕はそうやって教えられる生徒にしか声をかけていない」と言いました。私はその先生には声をかけてもらわず、自分で参加したいと言って参加しました。ということは、自分は月謝に見合わないと思われている、ということだな、と私は先生の話から受け取りました。

 そのことを、誘ってくれた先生にあとで「(代表の)先生に私は声をかけてもらってないから…」と言いました。するとその先生から返ってきたのは、「(私)ちゃんがまだここに来て1か月だからまだどんな子か分かってもらえてないのと、もうちょっとお話ができるようにならないと…って代表の先生とも話したんだ」という言葉でした。

 私はそれを聞いて、「話せない」という部分を全否定されたように思いました。時間が足りないのは仕方ありません。でも話せなくても、今日だって教えることはできたし。ああ、床に穴を開けたい…

 と、いう出来事です。分かってもらえたかな。誘ってくれた先生と先輩は優しくて、「ここはいろんなことがあった子が集まった学校なのに、確かにそんな言い方をされたら傷つくよね」とか、「大人の事情があって、ごめんね」とか言ってくれて、嬉しくて悔しくて泣いてしまいました。(帰ろうとしたら、それを聞きつけた代表の先生と話すことになってしまったのですが、なんとか相槌だけ打って、先輩と一緒にかわしました)

 高専でもいろいろ嫌なことがあったけど、そしてそこから逃げてきたけど、もう逃げません。大人になっても、理不尽なことはたくさんあると思うし、何より絶対的な味方が高専でたくさんできたから、立ち向かっていきたいです。「話せない」というだけで判断されてしまうことも、たくさんあるでしょう。悔しいけど、場面緘黙症はまだ世間では認知されていません。それを変えるまでは、私は諦めてはいけないと思っています。これを読んでくださっている方も、応援していてください。よろしくお願いします。

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