場面緘黙症について②
今回は、私の場面緘黙の症状について書きます。
私とこの障害との付き合いは、もう10年以上になります。でも、私の症状はまだ軽い方だと思っています。どんな症状があるかというと、例えば、
・家族以外とは全く話せない
・学校ではパニックになると動けない
・家でもパニックになって声が出なくなったり動けなくなるときがある
等です。1番辛いのは、家族とも話せなくなることです。パニックについては、次回書きます。
学校では、先生と筆談をしています。でも、友達とはできません。休み時間は短いので、時間がかかる筆談は、休み時間にはできないのです。私は、友達とも、筆談したいと思っています。だからいつか、もっと速く文字を書いて、友達と「それなー」とか言い合いたいです。
でも、それ以上の問題があるのです。それは、教室に入ることができないということです。
新しい学校で、新しい友達で、その中に入って生活するのが、4月に入学して4ヶ月経った今でも怖いのです。体が思うように動かなくなって、どうにもならない感覚は、体験した人にしか分からないと思います。
声も出ない、動けないでは、筆談もできません。それでは気持ちの整理もつかないし、相手に何も伝わりません。余計に自分の中にとじこもるだけです。
そんなときは、先生が筆談ノートを持たせてくれます。そうすると、なぜか気持ちが落ち着いて、動くようになるのです。
私の症状についてはこんな感じです。良ければまた次も読んでください。
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