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結婚記念日の特別なプレゼント

「結婚記念日おめでとう〜」

僕たちの結婚記念日の朝、起きてすぐの眠い目をこすりながら寝室から出てきた娘が両親に向けた第一声。

前日から、僕たちの結婚記念日のことを知った娘は
見ちゃだめ見ちゃだめ!と何やら準備しているようだった。(塗り絵をしているのはバレバレだった)

第一声の時よりもすこし目が覚めたような様子の娘は、その前日に用意した塗りを僕たちに自慢気にプレゼントしてくれた。


「パパとママの為に作ったんだよ!?見て!どう??」

昨晩は時間がなかったので、Sushi Yamaというストックホルムの寿司チェーンで妻が晩ごはんを買ってきてくれた。このぬりえは子供メニューについてくるキティちゃんの小さなぬりえセット。

前と比べると随分上手に塗れるようになっている。


結婚して8年
スウェーデンに来て4年
娘が生まれて6年

時が経つのは本当にあっという間。


今日一日もあっという間で、
寝る時間になって電気を消した時、娘が僕に話しかけてくれた。

「ねぇ、パパ。今日はいい日だった?いい結婚記念日だった?」

「うん、そうだね。あなたが朝起きて『おめでとう』って言ってくれたし、とてもいい日だったよ。」

「わたしね、パパとママがどうやったら喜んでくれるかいつも考えてるの。パパとママがケンカしたときも、どうやったら仲直りできるか考えてるの。まぁケンカした方が仲良くなることもあるけど・・・。」


僕も妻も忙しくて結局大したお祝いができなかったけど、娘のお陰で特別な日になりました。





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