『未来』という贅沢品
暖かい部屋で
晩ごはん高級ステーキのこども
支払いができなくて
空腹、寒さに震える老若男女
(本当の『困窮』を見極めるのは
容易でないのは 承知だが)
両者を
目の前に並べたら
『今』すぐ
救うべきは
どちらなのか
本能的に
わかりそうなもの
後者には
『未来』という贅沢品は
与えられないかもしれないのに
救うべきは
『今』だ
震える人が
一日でも早く
安心できますように
『未来』が贅沢品でなく
『当たり前』に掴めるもの
になりますように
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