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思考の整理を。

こんな事を考えていたが、本心はそうじゃない。自分がそうやって堕ちたかっただけだ。堕とされたかったのだ。

己がされたいと思っている事を、相手に自己投影して満足しようとした。もちろん独占もしたいが、私は独占されたいのだ。分かりやすく所有される事が好きだ。モノ扱いされるのも、正直嫌いじゃない。むしろして欲しい。「俺の」「俺だけの」って言われたい。それで所有欲を満たしてくれたらいい。

関係を維持するなら、関係はフェアであれと思う。しかし、自分でフェアじゃない場所に引きずり込んでおいて、口先でそれを謳う。伝えれば伝えるほど、きっと混乱させてしまうのに。対等な関係に憧れて、夢見ている癖に、実際の関係を対等に築くことが出来ない原因は自分だ。別れを経験する度、反省を繰り返す。悪い癖だ、と。

気に入られたい、望むままに、嫌われたくない、自信がない、一人にしないで、独りにしないで。

ずっと、ずっと、そう思って。
自分なんかが、大切にされる訳もないから、我慢を重ねて、偽って、演じて。

本心で付き合えると思った相手とも、徐々に心の距離が開いていく。嘆いても、泣いても、縋っても関係が終わってしまう。自分がしていることが変わらないから、招く結果が同じなのは当たり前なのに。

そんな当たり前な事に気づけないまま、ずいぶんと時間が経ってしまった。

這い上がれないくらいに深い所に堕とされたい、俺のものだと主張されたい、その感覚はいまも変わっていないし、性癖みたいなものだと思っているからこれは今後、変わりもしないと思う。

けれど、自分がされたいと思うことを相手に自己投影することはもう必要ないし、するべきでないと感じている。いまは愛されている姿を投影しなくても、真っ直ぐに愛してくれる人がいる。安堵の中にいる。

いつまで続くか分からないけれど、いつまでも続ける努力をしたい。これまで招いて来た結果と同じ結果にはしたくないと強く思う。


好き放題に書いているから、話があちこちに飛んでいて申し訳ないが、思考の整理ということで許しておくれ。

やっぱり言葉にする時間は大事だ、もっと言葉にしていこう。

お付き合い、ありがとう。



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